某芸術系大学を卒業した我々夫婦。結婚してこの地に棲むことにした理由は、まあ少しアニメに興味がある人ならば、それがラピュタ阿佐ヶ谷やセシオン杉並に通うためだってことはわかると思う。
で、最初の1・2年はちょくちょく通ったのだが(ここ数年は見てないな…)そこでしっかりこの目で見たものは、日本の作家アニメが腐りきっていると言う事。どんなに良くても「お花が咲いたー」「わーきれいー」レベル。ハッキリ言って俺が嫌いなニコニコ動画のほうが面白い。まあせいぜい得たものと言えばユーリのノルちゃんが別嬪さんつれてプルプル歩いているところを見られたことぐらい。
今回アカデミー賞を受賞した「つみきのいえ」。はっきり言ってゴミ。加藤久仁は努力してるのは分かるんだけど、外国の真似を一生懸命追っかけているだけで、全く”日本人のアニメ”ではないことは宣告しておく。そういう意味では山村浩二のほうがまだマシだけど、それでもぬるい。こんな作品がよく吟味されずに褒められている状態では日本の作家アニメなんかCM素材としては使えるかもしれないけれど、芸術作品としては誰も見たいとは思わないはずだ。
ここ数日間、「つみきのいえ」を褒めているマスメディア・批評家が居たら、そいつはバカだとマーキングしておいて正解です。