タンデムバイク亜美真美号(KHS T-20)、秋吉台を行く。

亜美真美号で「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」に参加してみました。初めてのタンデムでの自転車イベント。写真のように天候も日焼け対策不要の好条件。やや風が強いなか順調に走ることが出来ました。

そもそも我が家の亜美真美号というネーミング、かの黄色いFDB140が世に出て2台おそろの輪行セットをもくろんでいたのだが非力な妻には8kgすら輪行は無理だと判明したので折り畳みタンデムに路線変更してカーサイクリングをちまちまと楽しんでいたのだが、今回ながと~(長いので略)ライドでは美祢線於福駅でスタート地点センザキッチンへ戻る趣向。これなら折り畳んでMTB系の輪行袋に入ってもクソ重いので躊躇していたT-20の輪行を試すのに良いと考えた。距離も50kmとお手頃で山中峠や秋吉台もあり前回UFOラインで「意外とタンデムは山に強い」ことが判明したためタンデムでの初イベントとしては理想的。

岩国から長門市仙崎までK12マーチで下道3時間。時間に余裕があったのでT-20をセンザキッチンまで走らせて前日受付を済ませる。ここの観光案内所「YUKUTE」には我らが亜美真美号と色違いのブラウンのT-20があって(よく見ると奥に映っている)スタッフ数人から「タンデムで参加の方ですか!」と喜ばれる。事前にタンデム参加の意思を伝えており車種や自分の自転車歴を申告済み。この拙ブログを見てタンデム自転車でイベに参加しようと思い立つ奇特な人が居たらどうか事前に山も含めて必ず試走してください

居酒屋 ひょうたん」で前祝の図。イカの一夜干しに甘口醤油にマヨネーズという甘辛系なのだが意外や上品で美味い。なんかもう東京だと初心者扱いで敬遠される甘辛系をストレートに出してきてここまで上品な味の店はあんまりない。次の日完走祝いで宿に一番近いという理由だけで入った「焼とり おひざもと」も同じ系統で基本が美味かった。今まで萩へ旅行の途中に寄ったりブルベで通過するだけだった長門市仙崎。もしかしたら基本レベルが高いのかも知れない。

さて実際に走ってみた感想:
・ガチロードと一緒に走ると21kgの車体に合計130kgの人体が乗っかってるミニベロなもんだから見た目は遅い。ただ今回のコースは13km/hベースのようで基本20km/hキープで十分でした。初心者向けのコースに感謝であります。
・登りはUFOラインの経験通りやはり楽だった。速いとは言わないが自転車とは走り終えてほどよく疲れて楽しめたことが絶対王者。今後はいろんな箇所に投資して全体の速度を上げてみても良いかも知れない。
・そのUFOラインで出来なかったダウンヒル。秋吉台の下りで50km/h以上、問題ないなと思った場所で60km/h出してみたらデフォでMAXXISのTorch履いてるT-20は十分耐えた。それ以上はやめたほうが良さそうな感覚もつかめた。
・そういえばタンデムで時速60キロ以上出したのはSR400で高円寺から日比谷公園往復して以来だった。SRのとき妻は「もう二度とタンデムしない!」と言ってたが今回は「また乗ろう」と言ってくれたw
・特にトラブルなくたどり着いた写真はゴール間近の別府弁天池エイド。ここでVブレーキが偏っていることに気付き調整。多分下りで飛ばしたのが原因だろうな。やっぱりディスクブレーキが良いなあとT-20を買った後出てきたT-20GRに思いを馳せる。まあ色がアレだが…
・このとき女房はインナーレーサーパンツ初体験である。wiggleの価格調整で買ったような安物だが全然お尻が痛くなかったと好評であった。

この後ほっちゃテレビ(長門市ケーブルテレビ)さんから取材されたのでタンデム自転車について自分の考えをしゃべる。美ヶ原ヒルクライムで健常者と障害者が参加してるのを見て「大変だなあ~」と思ってたらパイロットもストーカーもどっちも「別々に楽しんでいた」ことが実際に乗って分かった。みたいな話。

於福駅についたら輪行袋を…と思ったら「団体」の文字。どうやら貸し切り列車で「そのまま持ち込み可能(毛布+廃棄チューブで固定のサービスつきw)」だったwオイオイ聞いてないよ~!とかせっかく輪行袋持ってきたんですけど!こんなクソ重たい車体で!とか思ったけど大人しくサイクルトレインを初体験で満喫しました。そんな訳で初体験尽くしだった今回のイベント、一番肝心の「二人がかりでタンデム自転車を折り畳んで輪行袋に入れて輪行する」という夢はかないませんでしたw

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