中野区に住んでいながら中野ブロードウェイはめったに行ったことがない俺。
プラボ中野はアイマスの立ち上げ時にロケテストが行われていたという聖地のひとつらしい。アケ版アイマスの旧WEBサイト情報である。当時の興奮が伝わってくるのに、なんだかあちこちリンクが切れてるのがもの悲しいサイトだ。
とーとつだが先日のTrusty Bell・ショパンの夢の電波EDを見てハラ抱えて笑った話は消した。どうもあのゲームを本気で楽しんでいる人が居るみたいだからだ。ただ、俺はあーゆー見た目は上品でキレイだけど全然面白くないものに対しては(略
で、逆に品がなさそーだけど、面白い、新しい、時代を切り開く類のものは大好きなのだ。それがアイドルマスターだ。これだけ箱版アイマスにお世話になっているのだから、ぜひともアーケード版アイマスをプレイしておかねば。と思った。
中野ブロードウェイには数回しか言ったことないから実際行ってみてLAOXや中古PC屋があって驚いたりした。しかしいくら探してもプラボ中野が見つからない。携帯の地図を見て思い切って外から探したら、今まで中野で飲んだとき通りかかってた西友だと思い込んでいた建物だった。(上写真)さっそく中に入る。
一階にはアイマスはなかった。レースゲームとかスロットみたいな興味ないゲームばかりなので俺は眉をひそめる。元来ゲーセンなんて暗いしキモいし行きたくなかった。しかし今回はそういう問題ではない。これはアーケードで巨額を費やしアイマスの地盤を固めた先達との約束みたいなもんである。
ほどなく2階への階段とアイマスのポスターを見つける。2階の奥にそれはあった。それもずらーっと8台ぐらい。なおかつ初回プレイ者にとっては嬉しいのだが誰もプレイしてなかった。土曜のお昼ごろなのに。
ぼーっと数秒間筐体を見る。なんかでかいモニターもある。映し出される映像はニコ動で見るアケ版より結構キレイだ。しかし下手にプレイすると俺の様子があそこに映し出されるのだろうか。少々不安になる。さらにこのとき俺はアホなことにSDF0513でなんだかワケの分からないまま受け取った黄色いアイマススタンプラリーのカード(↓)がアケ版アイマスで使えるのか?と思っていた。
階段そばのカウンターに目をやるとこれまた初心者には嬉しいことに、高橋克実に似た、害のなさそ~うなおっさんが待機している。これが「えっ?アイマスっすか」とか言い出しそうな生意気な若造だったりすると俺は躊躇したかもしれない。
ヘンな黄色いカードを出して「こ、これ、使えるんですか?」と聞いてきたキチガイに対してプラボ中野の高橋克実は丁寧に「いや~、これは使えないと思います。初回プレイの方ですか?ご説明しましょうか?」と対応してくれた。
結局アケ版アイマスの初回プレイには500円玉のみ必要である。携帯メアドの登録とかでかいモニターに自分の様子が映るとか心配も必要ない。画面の指示通りペタペタ触ってりゃ2枚カードが作られて3日間のチュートリアルプレイが楽しめる。違いと言えばオーディションの締め切りが速いのなんの。割りの良いオデは数秒で決まる。箱版と違う表現力レッスンもやってみた。あと入力時の時間制限。それ以外は箱版とほぼ一緒。
俺はなにをトチ狂ったのか亜美真美姉妹を選び、バッドとグッドコミュを取り、3日間で5000人のオデの1位を取って終了した。画面はチカチカして見づらかったが亜美真美は結構可愛く見えた。髪の毛の光の反射のレンダが貼り付けだったのには驚いた。俺がプレイしてたら数人がプレイをはじめていた。
このゲームはそんなに面白くはない。自宅で箱版を時々プレイするだけで俺は満足だ。アケ版をやるためにゲーセンまで出向くのは厳しいかもしれない。しかし、なにかがある。これは実際に経験したことがあるのとないのとでは絶対違うはずだ。帰りに高橋克実にちょっと会釈した。俺はなんだかわからないが妙な安心感を得てプラボ中野を後にしたのだった。
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あとプラボ中野エアコン効きすぎ。Tシャツではちょっと身の危険を感じるぐらい寒かった。次回行く時は上着絶対持って行く。
参考映像: