今回の腰痛はタチが悪い。会社の近くの病院に通っていたのだがなんだか効果がない。その病院の先生は自転車に乗るなとは言わないが歩いたほうが良い。とのこと。だけど自転車乗ってたらわざわざ歩く機会なんてないからどうしていいのか分からない。
↓
今週はじめ、症状がかなり悪化し、1週間以上もマトモに歩いていない(老人みたいに背中を伸ばし腹を突き出して歩いてる)。その様子を見た会社の同僚が心配してこんなサイトを知らせてくる。
自転車は体を壊します~犬も自転車に乗る時代~
自転車は骨盤を開く=生理痛にも影響!!ふくらはぎが弱ります
かなりヘコむ。
↓
病院を変えてみることにする。
整体病院は保険がきかないと1回3000円以上で高い。
保険が利くところを探す。
↓
1つめの病院。野郎先生が”うわ、お客さん競輪選手みたいな筋肉ですね~”と言うのでちょっといい気分になる。
しかし、野郎先生は結局上記サイトと同じようなことを言い出す。なおかつ”競輪やってると~”とか”競輪選手は~”の連発(ロードバイク知らんのかコイツは)。で、治療はなんか玉みたいなので背中をコロコロ。どうやら時間をかけて直す気らしい。やってられない。
↓
2つめの病院に行く。この病院は3000円クラスの整体みたいにゴリゴリ力強くマッサージしてくれるので安堵。女先生(年は俺より少し若いんじゃないかなあ)曰く”自転車乗ってますね。筋肉が硬くなってるのでやわらかくします。あと歩いたほうがいいデスヨ”とのこと。
俺「うーん。実はその歩くことがままならん状態なんです」
女先生”お客さん、今自転車に乗ってるほうが楽な状態なんですよね?だったら無理に歩こうとせずに自転車を押して歩けばいいんですよ”
そ・そうか!自転車が支えにもなるし、こりゃヤバイと思ったら自転車に乗ればいいのだ。さっそく試す。駅前あたりは自転車を押して歩いても違和感なし。自転車を手にしていると安心感がまるで違うので、その日は合計1キロ弱歩くことができた。確かになんか腰が楽になってきた感じがした。今回腰痛めてからはじめて改善の兆しが現れ、感動。
↓
次の日。女先生”お客さん、ロードレーサー乗ってるんですよね?”なんと女先生はロードレーサーを知っていた!!
”あれってすごい距離走るんでしょう。どのぐらい乗るんですか?”
「健康なときは土日に120kmぐらい走ってました」
”じゃあ、明日あたり会社休みですよね。走ってみてください”
「マ、マジっすか!??」
↓
そんで、今日荒川を走ってきた。十勝平野で経験したのと同じ、ものすごい向かい風だった。ニュートロン履いても腰が割れてるから15km/hも出ない。輪行袋は持っていったのに財布も忘れ(食料は持ってた)、オマケに左足がしびれてきた。行きしはホントに泣きそうだった。ヤジマ(無人)でトイレ(注射器落ちてた)済ませて引き返す。こんどは追い風。予想してたがマジ快適。しかしそれにしても足腰が軽い。ちょっと停車して立ってみる。
立てる!立てるよマジで!いつの間にか腰痛がかなり減ってたのだ!(これは本当にマジな話)なんだよ、自転車が身体に悪いって言ってた奴等アホ決定!!
もう帰りは最高に幸せな気分で富士山眺めつつ飛行船が風にふかれてグラグラ揺れてるのを見つつクソ寒いせいか誰もいない(安全確認した。という意味じゃ)道で61km/hをマークした。
医者に感謝・感激するのはひさしぶりなのでした。