晴れてサイクルショップやまだの客になる。

とにかく岩国に都オチしてビックリしたのが都内に比べて路面がボコボコで、かつ海や川に沿ってる幹線道路はともかく住宅地がジロもびっくりな激坂ぞろいなこと。

これはタイヤを太くしなくちゃ。とタイヤもチューブも選択肢がない451をあきらめ、どことは言わないが岩国中心近辺のチャリ屋にてタイヤが選り取り見取りな406のフロントホイールを組んでもらったのだが、どうも様子がおかしい。偶然知ったサイクルショップやまださんに見てもらうと「…これセンターでてないよ」w

写真は直してもらった406。あたしゃホイール組みの良し悪しは知らないけどコレすごいかも知れない。この後でてくる559もそうだけど、ディスクブレーキのキャリパーとローターの位置合わせが一発でキマった。こんなことは東京ではなかった。

ようやく日本で安心できる自転車屋にめぐりあえたのでraptobikeもリアを700から559に変えてフレームに太いタイヤが入るようにする。ところが入手したサイクルデザインの559のノーブランドのハブが走る気が失せるほどのゴリゴリハブ。リムが激重でバルブ穴が米式なのは良いとして、こちらもサイクルショップやまださんに依頼してヤフオクで安く手に入れたTOURNEYなTX505のハブで組み直してもらったところ期待以上にクルクル回る。どうやら中身をグリスアップしてもらった由。QRを締め付け過ぎなければ速度こそ維持できないけど漕ぎ出しはなかなか軽く、都内のCRにはキツいだろうが岩国の田舎道には向いている。こういう五式戦みたいな限られた資産で頑張ってる機械は大好きである。

やることは機械だけでは済まないところが好きなだけで乗っても良い4輪やモトと違うのが自転車で、この1年アウターをとっぱらった千早号で片道20km通勤して軽いギアに慣れて来たのでタイヤが準備OKになったraptobikeのチェーンリングを53Tから50Tに変えてノーズを伸ばしてみた。同じくorigamiもノーズを伸ばす。これらはペダルを踏んづけるようなケイデンスからポケモンのソーナンスみたいに足をチョコチョコ「俺にしては高ケイデンス維持な」走法に変更気味風味な感じということなのだ。なにが正しいかは知らない分からないが、とにかく坂道ボコボコの田舎道を気持ちよく走るためなことだけな気持ちと気合は確かである。

そんなわけで夢に出てくるような青空のもとソオタス シバタベリーファームへ試走としゃれこんでみた。

ひとりで食う変なおっさんと自転車の図である。途中峠の下りで70km/h出したら「今度は吹っ飛ばないだろう」と満を持して仕込んだ釣り竿とカヤック用の安全旗が見事に吹っ飛びやがりましたw

春香号のノーブラブレーキのパッドはspyreと同じだった。そしてcarry freedomのLollipop elastomerは11年で折れるw

なんかあんまり評判になってないけどchinaが終わりのこの季節、8万7万でこの性能のバイクが買えるのは最後かもしれないdragonbikeのAK20といつのまにかラインナップに載っているフロントシングルのRD10前回ペダルがへなちょこだホイールがへなちょこだと文句かましてましたがタイヤをシュワルベマラソン40-406に変えたところ目の覚めるようなバイクになりました。dragonbikeはもっと宣伝すべきだと思います。あとchinaは終わりなんだからパーツ壊す輸送業者をなんとかしろ。

何が良いってヘッド周り。DAHON形式のハンドル周りって結構へなちょこで安心して鬼漕ぎできない印象だったんだけどRifle AK20は違った。体重80kgのデブがもがいても全然平気でこれはもう今後クロスバイクが要らないぐらい。CSTのへなちょこタイヤ変えるだけで相当イケる。片道20kmで国道2号の通勤してみた感想としては若い人なら30km/h巡行十分可能でしょう。ちょっとハンドルの位置が高くてシートポストもクソ高い位置から目盛りが始まるし日本人にはオーバーサイズ気味だけどアップライト指向と考えりゃまあいいか。(もっと前傾姿勢とるにはステム交換か…また金がかかる)

ところが調子に乗って3日間ガチ通勤していると春香のノーブラもといRIFLEのロゴがついた訳の分からないノーブランド・ディスクブレーキがものすごい音で鳴りだした。先生が配信でワーとかギャーとか騒いでるレベルw

本当にウルサイのでこれはタマラン。とパッドを外してみると山が全然残っているのでコレはもう質が悪いとしか思えない。そして形がspyreのパッドそっくりでamazonで売ってるAHLの互換パッドがちゃんと入りましたw うーん。なんだかなあ。

なんだかんだ言ってマトモっぽいAHL(wiggleとかでも売ってる)のパッドをつけると近所の激坂を登ったり降りたりしても全然鳴かない。まあこれで様子見でしょう。いざとなったら手持ちのBB7に変えるつもり。

タイヤを変えパッドを変え一応完成した春香号。しかしここで記事の主役を奪われる。これまた前回購入したcarry freedomのハンドルがおもくそ英国人仕様(座高が高い!)を切って短足日本人仕様にしたのだがこれがカワイイ!!私はこういう「うっうー」とか言いそうなキャラが好きなのだ。さっそく春香号につなごう!と思ったら…

Lollipop Elastomerが折れたw ほんとに取り付けて2,3m走ったらポロっとw

バイクトレーラーとしては面倒くさいヒッチの部分をゴムを使う。というビックリな解決方法なので感心してたcarry freedomですが耐久性について。買ったのが2010年8月なのでまあ10年というとこかな。

半田繁幸、南阿蘇高森にてA近畿のスタッフに騙される。

どうやら2017年にSRを取ってから2018年,19年,20年と3年間ブルベを完走してなかったぽい。19年は家族の虐待が分かって20年は都落ちした山口県で再就職に忙しく、人生いろいろあったからなあ。

chinaのせいで10月2日にずれこんだBRM605近畿200km新門司に参加しました。

前日10月1日から夫婦で3連休ができたので今回は人員的にも距離的にもK12マーチが使える。raptobikeをsarisに載せてくんだりやってきました門司観光。写真は女房は「スペースワールドの跡地だ!」とポケモンGOを必死にやっていたが全然関係なかった小倉砂津港。

緊急事態宣言が明けた夜の小倉は混んでいた。やっと見つけたサラリーマンだらけの居酒屋でしこたま飲む。やっぱり旅行はコレだねえ。

その報いか否か翌日ホテルを出た直後から喉が痛い。新門司港からたった一人(俺)のためにA近畿の方に来てもらって恐縮しつつスタート。しかし体調がイマイチ調子が出ない。

3年前ならこんな好条件、スタート時に少々身体の調子が悪くても走ってる間にドンドン良くなったのに今回は何時まで経ってもダメ。徐々に身体の様子を見る走りに切り替える。写真は畑トンネル超えて遠賀川走ってるあたり。

twitterでなぜか反応が多かった佐賀城跡地。すでに夕方近い。今回お昼は30℃超えてた温度計が夜は20℃まで下がった。ある程度着るものを持ってきて良かった。このへんのカンは鈍ってなかった。

結論としてはものすごく楽なコースでものすごく良い天候にものすごい良いバイクなのにブルベから3年間離れて鈍っていた身体を慣らすためにつかってしまって悔しいなあ。完走後もA近畿の人や妻から「そんなに疲れてなさそう」と言われるぐらいまあ体調は回復させた。しかし体調崩さずに気を使い過ぎた感が…もっとブルベというものを、自転車で走ると言う事を楽しまないと。とか思いつつ、あんだけヒドイことがあった3年ぶりならこれで御の字か。

つぎの日曜日は帰宅まで阿蘇観光。栃木出身の妻は阿蘇は初めてなのだ。A近畿の人に「どこ見りゃ良いですかね」「やはり中岳、大観峰、そして高森湧水トンネルかな」

高森!鉄印帳の場所だ。ただ事前調査によると乗車しないと鉄印はもらえないらしい。月曜日は仕事だし300km離れた自宅まで帰る時間を考えると鉄印帳を取るか妻を喜ばすために湧水トンネルを取るか…

妻へのサービスを選んだ結果、なんだこりゃ。目的地で崩れ落ちる俺。やっぱりA近畿の人は京都の人かな。妻は何が起きたか分からない。とにかく喜んでもらえて良かったです。

DragonbikeのRifleAK20 シン春香号を試す。

とりあえずライト・ベル・ミラー・スタンドをつけて公道走ってみた。最近iphone8なんぞ妻に買い与えたらポケモンGOの相方をやらされる羽目になったのだが、明らかにBD-1より行動半径が広がった。なぜか。岩国市というクソ田舎だとディスクブレーキだから坂道を下るのが全く苦にならないからだ。

岩国市だけではない。職場のある広島県廿日市市までは本当に海を背にすると山しかない。東京では考えられないがこのあたりでは住宅地を走るということは道志道以上に坂を登ったり降りたりの連続である。30年ぶりに故郷に帰って思う。これは21世紀の今まで自転車が普及しなかったわけだ。

さてAK20がどこの工場で作られてるのか知らんが言わせてもらうとまずシートポストがずり落ちやすい。シートクランプをかなりガッツリ(腕力のない女性には厳しいかも)締めないと体重85kgのデブが漕ぐとズリズリ落ちていく。これは坂道や状態の悪い路面が多い田舎では嫌な感じである。BD-1やDahonではこんなことはなかったので改善して欲しい。

ついで折り畳みペダルももうちょい上のグレードにして欲しい。SR経験者のデブがガチ漕ぎしてるとややフニャフニャして不安である。ママチャリではないのだからもう少し品質向上をお願いしたいところ。

その他になると折り畳み機構がしっかりしたフレーム剛性、ややゴリゴリするけどそれなりに回るホイール、MAX3.1bar 40-406のCSTのクソ田舎道に適したタイヤ、調子良いFD、輸送事故をエンド修正金具で修正して調整すれば動きに問題のないRD、最初は効きが甘い(どのメーカーのどのグレードも同じ)がもしかしたらspyreのパッドが使えるかも知れないディスクブレーキは、それぞれ合格レベル。10年前の700cのクロスバイクぐらいの安心感がある。正直、自転車メンテの経験があるレベルまでない人にはオススメできないのが悔しい。ポケモンGOだとレベル30弱ぐらい。

あとは余計な経験者の談。輸送中に一部が破損していたSENSAHのシフターであるがワイヤー調整中だと「こんなにグニャグニャするのか!?」と不安になる程のレバーの華奢さを感じた。もちろんワイヤーテンションがギチギチになる時もある調整中での話で実際に乗る段階になればなんの不安もなく操作できる。ただshimanoの造りと比べるとしょぼい。shimano以外知らなかったがやはり質が良いのか。今世界的にshimanoの製品が品薄でacera・ターニーあたりの32HのQRセンターロックのハブ頼んだら今年は入ってこないとの由。

多分まあ安全基準かなんかでどこのメーカーのも無理やりつけさせられたであろうBD-1のロック機構はポッチの位置がウザくて嫌だったがAK20は割と自然な指の動作の位置にあるし明るい場所なら見てすぐ分かる刻印もある。ただやや小さいし硬い。非力な俺の女房だとどうかなと思ってしまう。もちろん、その分安心感はある。

購入検討バイク

ESR BICYCLE / PURSUER (esr-bicycle.jp) 赤がないw

www.caracle.co.jp/products 値段が高い。以下同文。

Tartaruga 20th Anniversary Model J (tartaruga-ew.com)

Pacific Cycle Japan (pacific-cycles-japan.com)

dahon(ディスクブレーキモデルが意外とない),tern,iruka,tyrell,brompton,bikefriday,…

諸元

RIFLE AK20 20inch DISK 18speed Folding Bike

Frame:RIFLE Alumi Folding Frame
Front fork:RIFLE Alumi Front Fork
Speed:front 2speed,Rear 9speed
Brake type:Disk
Handle:Alumi6061 580*25.4 RIFLE-logo
Seatpost:Alumi6061 580*33.9 RIFLE-logo
Saddle:Relax Saddle
SeatClamp:GINEYEA Double wall SeatClamp
Brake Lever:Alumi Brake Lever RIFLE-logo
Brake Caliper:Alumi Brake Caliper RIFLE-logo
Hub:Alumi front2, Rear 4 Bearing
Rim:20inch double wall A/V 406
Spoke:anti-rust Spoke
Casette:11-32T 9Speed
Tube:CST 20*1.5 Tube
Chain:9speed 112link (missing link)
Crank:3/32* steel 34T/53T 9speed Alumi Crank 170mm
Pedal:Folding Pedal
Headset:GINEYEA

Weight:11.5KG

chinaがデフォルトしはじめたこのごろ。DragonBikeで3代目シン・春香号Rifle AK20(すごい名前…)を買ってみた。

8月17日に購入意思を示す。(ポチる)
8月30日発送完了連絡。
9月14日EMSにて引受 CHINA
9月18日大阪に到着。
9月19日通関。
9月20日お届け。

遅いわ!!これは相当china混乱しとるなぁ…海外通販慣れしてる俺でも「ンだよ遅いなあ」と思うレベル。ちなみに2例。ebayで9月6日にポチったドイツ業者でchina発送のチェーンガードはまだ届かんw 9月4日にSJSCyclesからポチったcarry freedomのアレは(英国→日本とchina経由しないコース)9月11日には届いたw 50歳以下の若者には分からんだろうがchinaは日本超えたとか騒ぎ続けて30年。あーそろそろかーみたいな感じw 嫌だね年寄りは。

さて。BD-1から折り畳みミニベロ春香号の愛称を引き継いだ愛称に劣らず物騒な名前のAK20。狙いは3つ。ミニベロもディスクブレーキ化。406でorigamiやraptobikeと共通。chinaから初めて完成車。どんなインプレ書こうかな~(段ボールの蓋をパカッ)

(西住殿の感極まった声で)ボコボコ~!!

結束バンドをブチブチ切って車体を動かしたら箱の底になんか散らばってるw

サドルとか反射材とか小物が入ってた箱が空いてたのねw これサドル取り付ける部品が「ああコレね」と分かる人じゃないとサドルも取り付けられないぞw ていうかスタンド取り付けるあのニッチな規格のボルト、見つからずwwww

外に出して見てみると折り畳み自転車が折り畳んだ状態で梱包されてそうそう吹っ飛ばない保護材が思いっきり吹っ飛んでてフロントフォークにガチ当たってチェーンステー反対側のフレームにガッツリ傷ついてるw こまけえことにこだわらない俺でも割とショックw

SENSAHのシフターの偉い人がよう分からんそんなに重要ではない(多分飾り)部分がパックリw このあたりで私も諦めムードでエバーグランデ~w

写真が下手で申し訳ない。これリアエンド修正工具がこれだけずれてたゾ」の意味の写真なんだけど素直にRDがひん曲がってる写真撮れば良かったね。ペダルレンチ工具がない素人がペダルのネジがキツくて素手でつけられないのはいい!だがリアエンド修正工具がないと変速がメチャクチャで「chinaの技術はこんなもんか」と思わされるのはSENSAHに失礼だろう!!

…まあこれらで分かることは切羽詰まった輸送業者のchineseが段ボール箱をぶんぶんブン投げてたんでしょうねw

(トムとジェリーにでてくる変な犬の声で)ハハハ…ト~ム君災難だったねえ。と・いうわけで乗れる状態にするのがせいいっぱいなのでインプレはまた次の回w

carry freedomで望遠鏡を高台まで運ぶ。

Carry Freedom Hand Cart Handle (sjscycles.co.uk) 買ったんですよ。残り1個だってポチったのに在庫が復活しやがりましてお前ら本当に聖人名乗っていいのかと思いつつ。

で、結論から言えばこれ外人サイズw 腰の位置が低いポン人だと押すのも引くのもつれえわw でもまあないよりはマシw

なんでこんな自転車用リアカー持って歩いて高台まで登って何したかと言えばせっかく買った望遠鏡が割と高性能なのでkenkoの黒歴史デジタルアイピースDXを使ってみたらどうなんだろうと思った由。ノートPCやら机やら必要だかんね。結果…

土星は割とすごい!!5cmのへっぽこ望遠鏡とは違って輪が認識できてる!!

木星は明るすぎて残念w バローでもついてりゃなあと思いつつ、この夜は中秋の名月の一歩手前。月も明るすぎて死ぬのでムーングラスの必要性は感じた。デジタルアイピースDXで映す木星にも有効かも知れんのう…しかし買うか?w

ついでに2.5万円で赤道儀つきの7cm屈折望遠鏡「スタークエスト70SS」。昭和のビクセンしか知らない人間がビックリするほど高性能なレンズでキレイな像が見えるのだが、この赤道儀、やはり安物なのかせっかく空が開けた高台に来たのにあっちの空こっちの空と見てるとハンドルをつけかえたいのにハンドルの回転の固定ネジの使用感が微妙である。まあ安いからしょうがない。全体に軽いのでバラストつけずに使ってるw これは割と造りがしっかりしてる意味でもあります。