と、いう訳で「お前はそこまでして”シマホ”と呼ばれたいのか…」で有名なホームセンター島忠中野店で218円でロープを1m買ってきました。
古今東西ロープの締め方はいろいろありますが結局どんな古の知恵も結束バンドにかなうものなし。うーん。しめ縄みたいだ。
そして使用例。
おっさんがロープ掴んで力んでいますが、ようするに「リカンベントで加速する時は背中をシートに押し付けるより、腹筋を使って身体をへその裏側あたりをコマの支点にしたような動きでRaptobike本体も右に左にぐわんぐわん振り回しつつ「ピークスパイダー!」と叫びながらダンシングしたほうが速い。」と私は思いこんでいるのです。(それをやって初代フレームにヒビを生じさせました)
この状態を「リカンベントで無理矢理ダンシング」と名付けておりましたが、ある日、ひらめいたのです。「ダンシング中にフレームを掴むモノがあったら…」以前ハンドル(Raptobikeのアーノルドさんはtillerと呼んでますが)を掴んでダンシングしたらステムを折ったことがあるのでダンシング中は何かを掴みたくてもひたすら腹筋で耐えるしかなかったのです。答えは簡単。フレームを縄で縛ってそれを掴めばいいじゃない。
これぞ名づけて「しめ縄ブースター」MS-IMEよこんな言葉覚えるでないぞ…と思いながら、ヨシこれで60km/hの夢再び…若かったあの頃に…と喜びのあまり前夜眠れず寝不足の頭にHX-A100つけて通勤してみたものの最高速度は平凡な記録に終わりました。やはり新しい操作(?)に身体がまだ慣れていないせいです。
そのかわり、何も掴むモノがなかった頃に比べて(ハンドルには触っていますがステムを折ってしまうので操舵のためにそっと手をかけている程度)加速中安定していることは確認しました。登坂中もふらつきが減ってます。これはいいですね。なにも掴むものがないよりはマシな感じです。
オープンコクピットならステムをグイグイ引っ張れる?いや、なんだかユーザーさんの話を聞いたらそうでもないみたいなんですよね。とりあえずこのアイデア、しばらく使ってみることにしました。
「しめ縄ブースター」和風過ぎるので鳩森八幡神社のお守り挟んでみました。なかなかマッチしています。やはりこうした願とか精神的なモノはその組み合わせが重要です(その好例がみうらじゅんが宿部屋にお土産を左右対称に置いてから風呂に行く。ということでしょうね)。路駐してても「あっ頭のおかしい人のバイクだ!」と誰も触らない効果を期待します。
手足のない脳は存在しない。故に手足のない人工知能は存在しない。
サルが抱き合うのが知能なのだ。そういう意味では人工知能の考え方は「皇帝の新しい心」から「ゲーデル・エッシャー・バッハ」へと徐々に現実から離れていったように思える。手足のない人工知能は存在しない。それは自転車に乗っていれば分かる。
人類には二種類ある。自転車に乗る人間と、乗らない人間である。自転車に乗る人間は脚で走ると思っていない。内蔵で走る。目で走る。脳で走る。心臓で走る。皮膚で走る…
自転車乗りはお風呂に入るのも自転車について考えねばならない。風呂上りにすぐ自転車に乗る人はバカである。万が一風呂上りに自転車に乗らねばならぬ時は、シャワーだけにする。皮膚をゴシゴシ洗ってはいけない。皮膚の表面に汗の薄い膜が出来ていないと、ものすごく身体に負担がかかるのだ。
胃腸が悪い人は自転車に乗れない。ツール・ド・フランスの選手は1日に8000kcalを消費する。我々素人でも12時間以上ツーリングをすれば5kgぐらい体重が減るのはよくあることだ。
心拍数なんて自転車に乗るようになって初めて気にするようになった。
自転車で前に進んでいるとき、脚からのエネルギーだけで前に進んでいると考えたことは一度もない。風もある。重力もある。だがやはり、脳が一番大きなエネルギーである。全身運動ではない。筋肉だけで身体が動いていると思ったことは一度もない。全てである。毛一本にしても体温調節の最後の砦である。恐ろしいことに、精神まで含めて完全に一つのシステムである。心の問題が自転車の前に進む原因である。なぜ山を目指すのか?そこからはじまっている。経験も心であり、知能も心だ。
手足のない脳は存在しない。ホーキング博士にも立派な手足がある。動かないだけでそれは脳につながっている。脳と手足を区別して何かを考えるのは極めて異常な行為である。それが合理的な場面は医学だけ―――頭が痛いとか手が怪我したとか、病気の原因や治療方法を考える時だけである。日常生活で―――法律とか、穢れとか、人権問題について考えるときも―――私は恐ろしいことを喋っている。手足が欠損している人間は、我々となにか違う。とも言っているのである。健常者には思いも寄らない、新しい知能があるかも知れない。とも言っている。しかし、完全に肢体の芽すらない欠損はないであろう。兎に角、元来、発生学的に、手足のない知能はあり得ないことを再確認しなくてはならない。
それが可能なスポーツは自転車だけだ。
手足、胴体、皮膚、感覚器、内蔵、あらゆるものは脳と区別がつかない。脳はそれらをもって物事を考えている。足が地面を踏みしめ、手が触れ、目が輝き、皮膚がざわめく。愛や悲しみとは、サルのような動物の行動から生まれたのである。
手足のない人工知能は存在しない。
洗濯機買いました.
平成13年3月31日午後20時1分に今は亡き第一家電牛久店で26,000円で購入した(と記録が残っている)サンヨーのASW-42S5から水漏れがするようになりました。
以前も盛大に水漏れしたとき、おいらは排水周りを掃除してピタっと止まったので妻からホレ直されたりしたんです。まあ素人にも直せるのは単車なら吸気と排気、洗濯機なら給水と排水です。が、今回の漏れ方はどうもチロチロと原因不明。プラスチックの劣化のことを考えたら、さすがにもう寿命だろ。ということで買い替えることに。
まさか親より長生きするとは思っても見なかったろうこのサンヨーの洗濯機は14年間まであともう少しの付き合いでした。合格です。サンヨー頑張りました。シャープやソニーやNECなんか自民党と安倍ちゃんがアベノミクスおっぱじめなきゃ、とっくに潰れてたでしょうに。
そういうわけで本日、日立のNW-5TRを搬入しました。なぜまた同じような小さいの買ったのか。というと、家が狭いからです。
洗濯機搬入のため廊下の自転車を部屋に置いて7台全員集合の図(最近ミズタニが扱い辞めて今年からBIRDYになるBD-1春香号は机の下で見えません)。まるで自転車店に来たようで顔がほころびます。
やっぱり新しい家電が入ると皆でワクワク&ワイワイガヤガヤしますね。糸くず除去がプラスチックのフィルターになっているのを発見。ドラムの横っぺらにただ網の袋が引っ掛かってたのに比べりゃ、こっちのほうがゴミを取り易い感じがします。14年も経ってるのだからまあこれぐらい進化してもらわないとなあ。
アイドラーカバー再び。
私はリカンベント・ローレーサー乗りの経理主任である。電車で銀行回りをするより年間20~40万円ぐらい経費を節約している。
本日、中国銀行の東京支店に立ち寄ったらCOREDO室町の第3ビルの10階に移転してやがりまして、ものすごく迷ったのだ。日本橋三越のあたりをリカンベント・ローレーサーでアッチ行ったりコッチ行ったりしたのだ。
で、リターンアイドラーにカバーを再びつけた。低速域だとやっぱり必要ですね…
しかしRaptobike、ホントにすごい。日本橋界隈の糞遅い(前方向だけは速い)クルマを避けて走るのにこれほど適した乗り物はない。だいたい、車高が80cm以上ある乗り物はクネクネ自由に曲がれないと私は思っているのです。
そんななか、このごろ日産プリンスさんや桜井ホンダさんから電話が来るのだが、心苦しい。「世の中には自動車やオートバイが消えてしまうような乗り物があるんですけど…」そう思いながら接するのが、ホントに心苦しい。
あずさ号(mistral)を57Tにしてやよいっち号(tartarugaF)を56Tにしました。
やよい号につけてた57Tをあずさ号に、あずさ号に実験的につけていた56Tをやよい号に。
やよい号はどうせスピード出さないから56Tでええやろ。後ろを35から40にしたぐらいですから。ちなみに40にしたら劇的に雨天グレーチングで滑らなくなりました。
しかしショックだったのはあずさ号が女房専用機ぽくなってしまったこと。どういうことか。そもそもこのあずさ号、「ノーズを伸ばせば俺も乗れないことはない、女房メインのFRリカンベント」というものを目指していたのだが…
前60T-47Tだと後38Tをもってしても女房が5度の坂も登れなかったのだ!
そこで56T-41Tに変更したのだが車輪が406なところに56Tは俺が乗るには遅すぎ。しかし57Tを付けて後38Tにチェーンの長さを合わせるとチェーンの長さがキツい。
そこでチェーンを伸ばすと今度は41Tでトップギアにしてノーズを縮めたら(女房ポジション)プーリーから帰るチェーンにチェーンが当たるぐらいにしないと俺が満足するポジションまでノーズが伸びない。
ならばSPEEDDRIVEか?いや、クランク長が選べない。わざわざフロントだけ18インチにした意味がない。詰まった。まあいいか。
とりあえず前41Tと後38T、車輪406で登る坂はまさに異次元でした。うーんこれで(俺も)山登りたいなあ。もうちょい考えよう。
中央線快速にグリーン車が来ると平日輪行が捗るか?
先週木曜日のニュースだけど、中央線快速にグリーン車が導入されるとのこと。
去年夫婦で京都に行くのにRaptobike輪行を諦めてBD-1で輪行したのは平日の朝の通勤時間帯にリカンベントのローレーサーを輪行する厚かましさがなかったため。一人輪行ならとっとと東京駅まで行くんですが、やはり夫婦(自転車バカ+初心者)二人が輪行となると通勤時間帯はさすがにキツい。
もちろんBD-1もいいもんですよ。56Tつけた後だったんで楽しかったです。でも特殊パンツ履かないと40km走ったぐらいでやっぱりケツが痛い。リカンベントで行きたかったです… 雨降ってたけどね…
もし中央線にグリーン車が導入されれば、通勤時間帯に高円寺から東京駅まで普通車より空いている可能性はある。座れなくてもいいから料金払ってリカンベントで輪行したい。
なにが問題なのか。
・自転車が電車よりはるかに優れた乗り物だというのに社会システムが「鉄道を使えばええやろ」というキチガイ沙汰&ワケの分からない基準で出来ていること。
・自転車の輪行が別料金ではないのであんまり文句が言えないこと。
・リカンベントローレーサーがでかいこと。
・自転車が、リカンベントがあまりにも魅力的であること。
4話みたいなのは見たくないけど、仕方ない。
5話を不安抱えながら待つ。