大和民族がまた一つ人類の歴史に名を残す。

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 アルデンヌ3連戦は、私の中ではあまり目立たない位置で、欧州に春をもたらす春のクラシック、そしてなんと言ってもクラシックの王様・女王が並ぶ北のクラシック、それらの次ぐらいの位置なんですが、やはりそこはクラシック。クリリンとサッシャが騒ぐだけのことはあって、ツールのステージレースの1勝よりは上に置かなくちゃならない位置なんですなあ。
 新城選手が10位に入りました。これは日本国がまた一つ、自転車という宇宙人がUFOから転げ落ちる超高度文明を維持している欧州にとってマトモな文明国だと認識されたことになります。UCIポイント日本人初獲得。そして世界選手権の日本人出場枠もゲットです。
 あとジルベール復活おめ。

王者カンチェか?雪辱のファンマルクか?なぜかデゲ様も!サガン!ボーネン!ウィギンス!スーパースターがそろったこの後、一体どうなってしまうのか!?→

 勝ったのはテルプストラ。誰じゃそれ。いや去年、一昨年と3位、5位に入ってるわけでボーネンと同じぐらい勝つ可能性があった実力選手らしいけど、知らんがなwww
 そのぐらいのすごいメンツがそろった(デゲ様は除くw)ゴール手前2kmでこりゃあないよ。しかも、2位以下のスプリントがデレクターズカットwwwこのブログはデゲンコルブ様ひいきだからね。写真は他の連中がどっちらけの中、ちゃっかり2位に入って素直に喜ぶ無邪気なデゲ様で決まり。
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 久しぶりに電車で止まるシーンがあったり客の質も上々でネタ宝庫の今年のパリ=ルーベ、まあ、4時間以上テレビ見続けて、手に汗握って、最後に苦笑いで終わる。カンチェのバカヤロー!ファンマルク走らんかい!そういう年があってもいいんじゃないでしょうか。デゲ様の無邪気な笑顔を見ていると(どっちらけ結果の原因をつくったのは紛れもなくデゲ様ですが。あと少々サガン)そういう気持ちになるのです。

BLACK & DECKERの電動空気入れEIF183使ってみた。その2。

 そういえば、ウチにはこんなものがありました。
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 でも調べてみたらgrungeのpump adapterって、もう廃版になってたんですね…

 今はこんなのが代替品らしいっす。
 とにかく、これを使えばBLACK & DECKERの電動空気入れEIF183の評価は”微妙~”ではありません。なかなか使えます。ゴムリングが行方不明になる心配もありません。

BLACK & DECKERの電動空気入れEIF183使ってみた。微妙…


 外見はちょっとパチモン臭こそすれ性能はそこそこ悪くないエアロホイールALX320DXは少々リムハイト気味なのでフロアポンプの種類によっては空気を入れることが出来ません。
 さらにRaptobikeは逆立ち状態で室内保管しているのでタイヤは空中にあります。そんなとき、ブラック&デッカーの電動空気入れだとフロアポンプより手軽に空気を入れることが出来ます。
 それまでの電動空気入れは自動車の30PSIとか200KPaの低い空気圧までのものばかりでしたが、一応この製品は自転車の100PSIまで対応しています(100PSI≒7kgf/cm2≒6.8bar≒689KPaあたり)。草レースに出る人なら120PSI以上も普通に入れるので物足りないですが、普段の街乗りならまあ使えると思います。
 ところが、やはり悲しいかな自動車向け米式バルブ前提の製品なので、自動車よりはるかに高級かつ未来志向の乗り物である自転車向き仏式バルブ用アダプターは申し訳程度の使い勝手です。説明書通りにバルブにはめて、そこにヘッドをセットして…などとやっていたら、レバーはうまく閉まらない時もあったり、空気は漏れたら全部やり直しだったりで、やってられません。
 自己流ですが最初からヘッドにアダプタを装着して、ヘッドを手で持ってバルブに押さえつけるようにしても結構空気が入ります。ただしヘッドを抜くとき、ゴムのリングがバルブにかなりの確率で残ります。勢いよくヘッドを外すと、ゴムリングがどこかに吹っ飛んでしまうので注意が必要です。使用感としては…便利に使えないこともないけど満足感はそがれます。2万円以上する製品の割には安っぽいかなあ…。そんな感じです。