バーハンに戻すなんてアメリカに行ったとき以来です。7年ぶり??
妻と那須を走って、妻の乗ってる様子を観察して、よく考えたらノースロードバーっぽい後退ハンドルにしたのは背もたれに文字通りもたれかかるためであって、背もたれを廃止した今全く必要ないのでは?と気が付きました。
自転車なんてそんなもの。7年とか10年とか時間をかけて、ようやく本質に気が付いたりする…人生とはかくも若かないのです。
結構走る走る。クロスバイクどころかノーヘルロードにバトルを申し込んでとりあえず勝つぐらい。GPSつけておけば良かった。リカンベントのオープンコクピット並にハンドルを腕でつかんで体に引き寄せる力をかけることが出来るのでしっかり踏み込むことが出来るようになりました。40km/hは出てたと思います。タルタルーガF純正背もたれの代わりにつけた小さいバックシートレストにかかる体重を分散させているので背中の痛みも少ないです。
すっかりどうでもよくなったツール・ド・フランスにリカンベントが出る。
もうニバリで決まりでしょう。よかったなあニバリ。あと興味があるのはピノがどこまで頑張れるかぐらいですな。
序盤にコスプレおっさんの痛リカンベントが出てました。windwrapかなんかに色塗ってつけてるのはいいとして、どうもシートがハンモックタイプぽい。多分、金かけてないだろうから昔のBURLEYあたり?案外、bikeEかも。
あとこういうどうでもいい変なステージで2位にはいる。という訳の分からない目立ち方をするのが我らがデゲンコルブ様ぽくって良いと思いました。
人類最大の祭典終了のお知らせ。
コンタ…
クイズ!カルトQ~!!(那須高原ロングライドwith那須ブラーゼン&宇都宮ブリッツェン2014にリカンベント軍団として参加しました)
「もうリカンベントになんか二度と乗らない!」「そげにおこるなよ…(サンプラザ中野のANN聞いてた人ならイントネーションが分かる)」
リカンベント軍団結成のため無理矢理タルタルーガFに乗せられた妻は40kmでDNF。コース詳細によるとエンジョイ55は長い上りのないほぼ平坦で走り易い約55kmのコース。そして実際、美ヶ原ヒルクライムにリカンベントで出た私にとっては坂のない丘だけのコースでした。が、しかし、やはり自転車初心者の妻にとっては完走すらできない難コースだったようです。ちょっと傾斜のある坂とは呼べない登りで時速5km以下になる妻を目の当たりにして私は愕然。何度も「しまったなあ…」と思ったのも後の祭り。多分妻は二度と乗ってくれないでしょう。リカンベント人口増加の目論見は那須高原の露と消えました。
今回の妻のDNFの原因ですが、練習不足、体力不足、慣れないセミリカンベントだったせいもあります。が…しかし、これまで私がべた褒めしてきたタルタルーガFについて。コンフォートなセミリカンベントを目指している割には150cmちょっとの女性が乗るにはサイズが合わな過ぎます。170mmのクランクに脚が十分に届かないのです。これは看板に偽りありと言われても仕方のない欠点です。
あと支那製へっぽこガイガーカウンターを持ってきたりする。やはり東京より高い。だから何だと言われても何も言わない。言えることは今回の滋賀県の選挙みたいなことやってると日本はダメになる。
写真はAS2エイドステーション。ドン亀の妻とともに我らがリカンベント仲間の闘神さんがちょこっと写ってます。闘神さんは妻のアシストをしている私のために調子を合わせてこんな誰も居ない時間帯までわざと遅れてくださって…いえ、どうもガチで苦しかったそうですw
那須高原ロングライド全体の評価ですが、案内の係の人の多さ、手厚さはこれまで参加した自転車イベントのなかでもトップクラスに充実していました(記念品も充実w)。なにより、地元の方々の協力が感じられて、これは本当に素晴らしいと思いました。
そのせいかなんだか地元メディア(?)による取材も充実していたようで、我々リカンベント軍団(闘神さん、妻、私の三人だけだけど)が取材を受けました。ここぞとばかりにリカンベントを広めようと喋りまくる俺。
そしてNHKの「チャリダー」の収録をやっていたらしく、夫婦でゴール会場をうろついていると「うじきつよしさんがもうすぐゴールです!」との放送が。いそいでゴール前で待ち構えているとバイクカメラを従えてノコノコやってきたので我々の世代としてはアレをやるしかない。アレとはつまり、写真は私の渾身の「クイズ!カルト、Q~!」を見て苦笑いしているうじきさん。
第3ステージ。キッテルとGSつえー。しかし第3ステージの白眉はCV:浅田さんの梅丹本舗だった。
何度見てもジャイアント・シマノのチームとしての位置取りがすごい。
意味もなくスーツを着こなし折に触れエネルギーの補給と変換について語る浅田さん。しかしタロサと始のへっぽこコンビは完全にスルー。
ワールドカップのバカバカしさを尻目に神々の祭典ツール・ド・フランスが英国人の御蔭でかなり順調に開幕。
一言でいえばこの二日間でWCの4年間が蒸発する面白さ。酒飲んで寝ててもスカパーのJスポーツ1~4の契約3000円+オンデマンド1000円でいつでも寝たままmiix2で巻き戻し映像で視聴・確認できるのは便利ですね。
ていうか昨日も今日も酒飲んで気が付いたらゴール直後なのはなぜなのか。ニバリおめー。
昨日のヒトコマ。WCのへっぽこ開会式に比べてこっちはプリンス・オブ・ウェールズですよ。格が違う。
ちなみにUCIの規定でこんな長いパレード・ランは認められません!と実況が言っていたのはそもそもツール・ド・フランスが長い歴史上ずーっとUCIと喧嘩してるASOが取り仕切っており、近年ここまでUCIとASOの仲が良いのは素晴らしい。という意味でもあります。
しかしフォイクトのおじさん(42歳)が今回の大会で見納めになる渾身のアタックかましてる最中に英国観光映像を流す欧州特有の余裕は昔のまんま。このへん、ツールを見慣れてしまった我々としては安心して飲んで食って寝てしまいます。
途中なんかチームごとにキレイに分かれて集団走行したりして、これは珍しいです。私もはじめてみました。なんか天然記念物かなんかの生態観察みたいですが、お客さんの数もすごいし…コルシカより今回のほうが100回記念大会にふさわしかったのでは…とチラホラ思い始めたのは私だけではあるまい。
で、また一眠りしてたらサッシャが騒ぐから見えたらボトル運び用ベスト登場。んーこんなのが目玉になるのぉ?前回のバス事件みたいに第1回のコレが見どころであとはアレな大会になりやしないかと不安になったのも私だけだろうか。
と思いきやラストでカンチェがアタック!さいたまのツールじゃないんだからそこまでサービスして盛り上げなくても…と思うのは私だけだろうか。大盛り上がり!
そして極め付けは壁がひっ転んでリタイア。さらに俺の応募通りキッテルがマイヨ。コンタ好きなのにカヴェンディッシュがフルームよりも嫌いな俺はもう大声&両手を頭の上で叩いて狂喜乱舞。でもそのまま昨日のうちに(壁を叩きまくる内容の)ブログ書かなくて良かったわ。第2ステージDNSの大ケガだったとは…今日になって自分のミスだと認めているし、壁もなんだか傍若無人なキャラが変わってきた?いや、そうならこんな落車起こさないわなw
で今日もボトルベスト。このあと誰かがお客さんにぶつかったと思われる落車。なにしろ英国人は初めての生ツール。4級山岳ですら人が一杯ではしゃぎすぎ。
それでも、15%の坂があるラスト5kmでは、まずはローラン、そしてコンタ、サガン、フルーム、そしてニバリという、まだ第2ステージなのに超豪華メンバーの戦いが。やはり運営がキッチリしてる英国人だとこれほどつるセコ…もとい、お得な序盤戦になるのか。
最後はニバリ。あれ?俺が応募したサガンはニバリのためにアタック潰してたのか…まてよ?ニバリ今アスタナだよなあ?と酔った頭で思うほど不甲斐ない動き。これじゃサガンは大事に育てられた御坊ちゃまじゃないですか。とりあえずニバリおめー。
ルパン君!切り札は最後まで取っておくものだよ!52x41TのRaptobikeで美ヶ原HCを2時間30分を切った!
前回の記事と全く違うこと言ってますけど、やっぱり軽いギアでクルクル回すと速くなるのだ!
まあつまり重いと感じるギア比の範囲でギア比を変えてもスピードは変わらないという…誰かこの辺うまく説明してください。理屈は苦手。気持ちでしか乗ってません。で、結果は2時間29分31秒423。
もっと軽いギアにすればもっと速くなるかも知れません。でも、そもそも利根川CRで見知らぬ人に「それ(Raptobike)山登れないでしょ」と言われて始めた美ヶ原ヒルクライム。フロント65-52T、リア12-41Tが通勤/実用/ツーリング/ヒルクライムをこなせるギリギリの調整。というかRDの調律と言っても良い。今のこの状態が気に入っているのでこれを崩してまでヒルクライムに注力する意義が見いだせません。
2時間30分を切るのが目標だったから嬉しかったなあ。やっとマトモなデータを公開できます。ギア比とともに軽量化としてELANのシートバッグは手荷物に。旗もなし。HX-A100とモバイルバッテリも持っていきませんでした。それでも前日の松本は大雨で「きっと明日はDNS」ホテルで飲んだくれてました。翌日になればなるほどいい天気。開会式でおっさんが喋れば喋るほどいい天気。駐車場の地面がみるみる乾いて「お!これは行ける!」。そして登れば登るほどいい天気。上に行くほどアスファルトから湯気がふわふわしてて幻想的な雰囲気。気持ちで乗る人間には嬉しい状況。
前輪駆動は、やはり日陰なんかの路面が濡れてる部分だと前半の激坂は勿論、後半の思わぬ場所でも結構ズルズル滑りましたが、そこは41Tなので踏ん張るのはそれほど大変ではありませんでした。自分が踏み込む力が全部前に進む方向に活かせていない悔しさをバネに頑張れるほど余裕がありました。
なんだか今年は超速い人二人とも欠席だそうで、リカンベント部門第3位に入っちゃいました!
で景品として水もらったんだがコレどうすんだよwしかたがないのでRaptobikeのシートに乗っけてエッチラオッチラ手押し。松本市野球場近くのセブンイレブンから送料1,088円で自宅に発送しました。