ワールドカップのバカバカしさを尻目に神々の祭典ツール・ド・フランスが英国人の御蔭でかなり順調に開幕。

 一言でいえばこの二日間でWCの4年間が蒸発する面白さ。酒飲んで寝ててもスカパーのJスポーツ1~4の契約3000円+オンデマンド1000円でいつでも寝たままmiix2で巻き戻し映像で視聴・確認できるのは便利ですね。
 ていうか昨日も今日も酒飲んで気が付いたらゴール直後なのはなぜなのか。ニバリおめー。
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 昨日のヒトコマ。WCのへっぽこ開会式に比べてこっちはプリンス・オブ・ウェールズですよ。格が違う。
 ちなみにUCIの規定でこんな長いパレード・ランは認められません!と実況が言っていたのはそもそもツール・ド・フランスが長い歴史上ずーっとUCIと喧嘩してるASOが取り仕切っており、近年ここまでUCIとASOの仲が良いのは素晴らしい。という意味でもあります。
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 しかしフォイクトのおじさん(42歳)が今回の大会で見納めになる渾身のアタックかましてる最中に英国観光映像を流す欧州特有の余裕は昔のまんま。このへん、ツールを見慣れてしまった我々としては安心して飲んで食って寝てしまいます。
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 途中なんかチームごとにキレイに分かれて集団走行したりして、これは珍しいです。私もはじめてみました。なんか天然記念物かなんかの生態観察みたいですが、お客さんの数もすごいし…コルシカより今回のほうが100回記念大会にふさわしかったのでは…とチラホラ思い始めたのは私だけではあるまい。
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 で、また一眠りしてたらサッシャが騒ぐから見えたらボトル運び用ベスト登場。んーこんなのが目玉になるのぉ?前回のバス事件みたいに第1回のコレが見どころであとはアレな大会になりやしないかと不安になったのも私だけだろうか。
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 と思いきやラストでカンチェがアタック!さいたまのツールじゃないんだからそこまでサービスして盛り上げなくても…と思うのは私だけだろうか。大盛り上がり!
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 そして極め付けは壁がひっ転んでリタイア。さらに俺の応募通りキッテルがマイヨ。コンタ好きなのにカヴェンディッシュがフルームよりも嫌いな俺はもう大声&両手を頭の上で叩いて狂喜乱舞。でもそのまま昨日のうちに(壁を叩きまくる内容の)ブログ書かなくて良かったわ。第2ステージDNSの大ケガだったとは…今日になって自分のミスだと認めているし、壁もなんだか傍若無人なキャラが変わってきた?いや、そうならこんな落車起こさないわなw
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 で今日もボトルベスト。このあと誰かがお客さんにぶつかったと思われる落車。なにしろ英国人は初めての生ツール。4級山岳ですら人が一杯ではしゃぎすぎ。
 それでも、15%の坂があるラスト5kmでは、まずはローラン、そしてコンタ、サガン、フルーム、そしてニバリという、まだ第2ステージなのに超豪華メンバーの戦いが。やはり運営がキッチリしてる英国人だとこれほどつるセコ…もとい、お得な序盤戦になるのか。
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 最後はニバリ。あれ?俺が応募したサガンはニバリのためにアタック潰してたのか…まてよ?ニバリ今アスタナだよなあ?と酔った頭で思うほど不甲斐ない動き。これじゃサガンは大事に育てられた御坊ちゃまじゃないですか。とりあえずニバリおめー。

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