そもそも折り畳みステムがつくフォークのコラムはヘッドチューブから上は特殊なステムをつけるために材質がゴムとかビニルみたいなコラムにするために差込スレッドになっていることが多い。
今回m1216春香号のフォークを交換し完全アヘッド化することにした。
サクラジテンシャさんで今度は塗装してもらった。1万円ぐらい。m1216なんてご近所お散歩バイクなのにこんなにキレイに塗装してもらって申し訳ないほどだが、金かけた分やっぱり満足度は高い。
このフォークはフィルダリアン Candy F-101から移植したものだが組み付けがうまくいかない。原因はフォークへの下玉押し圧入失敗である。無理やりガタを取ろうとアンカーボルトをぐいぐい締めてたらスターナットが壊れてしまった。
ワタナベサイクル鷺宮店に壊れたスターナットとフォーク見せたらフォークに不完全に入ってた下玉押しを専用工具で正しく入れてもらう。そして壊れたスターナットの替わりにさんちゃんが「これ使いなよ」と教えてくれたのがBBB ヘッドパーツ ステムキャップ パワーヘッドBAP-03。アンカーナットとかキャップセットとか用語は一定じゃないがカーボンフォークなんかで定番らしい。
「大丈夫すかこんなスレッド式みたいな方法で?」
「大丈夫。これでガタが出たら組み付けが悪い」
ヘッドパーツのそれぞれが正しい位置にあればホント不思議なぐらいガタが出ないのであった。そして正しく組まれたヘッドパーツの中ならBBBのパワーヘッドも十分な固定力だ。これ他のフォークに交換したくなっても使えそうだから結構おトクですな。
こうして春香号が一応の完成を見た。2年越しにやりたかったことが一応完成したわけで、喜びもひとしおである。