タルタルーガFはシートフレームがでかい。でかすぎだと元ナムコのデザイナー吉松さんにサイクルモードで見かけるたびに言いたくなるのだが言えない。それは俺が勝手にシートを改造したせいでどうもやよい号に乗ってると背骨と骨盤の付け根が痛い。ということもあるのだった。
さて最近mistralあずさ号が嫁に来たのでやよい号から格好は良いけど糞重いAEROSPOKEをあずさ号に譲り、あずさ号から古臭っさいサイレントハブFH-R080のホイールをやよい号にと交換したのだが、この旧き良きホイールがかもし出す懐かしさに似合うようにフロントをインチダウンすることにした。前輪が小さくなるのでちょっと前かがみになり、スポーティさは薄れるけれど、背もたれ部の負担が減るだろうと思ったのだ。
結果はバッチリ。いや見た目はあまり変わらないがかなり腰の痛みが減った。乗った感じもこっちが払った代償はスピードに乗れないだけ。背を立ててアップライトに近い体勢で踏み込みやすくなったのでストップ&ゴーが楽だし、前が小さいのでステアリングも良好かつ安定性は損なわれていない。ていうか前18後ろ20が輸出モデルの標準サイズだから今まで無理に高速化してただけか。まあそれよりなによりAEROSPOKEのあの重さから解き放たれたのが一番大きかったです。