BRM722草津200リカンベントでラスト17kmを1時間半で登るも3分オーバーで大草原wwwww(草津だけに)

 7月23日、打ちひしがれて帰宅。DNFだったからではない。

 深夜の天気予報は見ずに寝た。翌朝、前日の予報が外れ、草津のホテルの窓から顔を出したら朝から大雨だった。

 しかも寒い。紫外線対策こそすれ寒さ対策皆無。それでも白根山へ出発したがタイヤはドライなら問題ないが雨の日だと幾つか開いてる穴にガラスっぽい石が穿ってパンク。これで気分は萎えた。渋峠をあきらめて帰宅。

 家に帰って風呂、メシ、妻から無事をビールで祝福された後、PCの前でBRM722のGPSログを見ると

「おおっ!」

 ラスト17km、600mを1時間半で登ってる!

 その前日のBRM722、小雨の降る19時半、雨宿りに失敗し長野原草津口からの登りを1時間半で登らなくてはならない(実を言うと当時は意識朦朧として2時間弱ぐらい?の感覚だった)。今までの私の経験ではまず無理。即決DNF。しかし今年はSRの見返りに10kgも体重が減ったのだ!その時の私は思った。もしかしてリカンベントでも最低10km/hキープを心がけてりゃ登れるんじゃね?行ってやる!やってやる!

 そして今回のAR日本橋のへっぽこ運営のせいで渋川へそ祭りと原町祇園祭で大いに延滞&コースを変更せしめられた。

「もし1,2分のオーバーでたどり着けたら?お祭りで規定コース通れなかったし、なんか考慮あるかも!?あったらネタとして美味しい

 走った。とにかく走った。楽しかった。

 結果は3分オーバーwwww

 完走者数名と一緒にAR日本橋のスタッフさんに導かれHOTEL TAKAにてブルベカードとレシートを見てもらえる名誉に預かる。

「ありゃ、3分オーバーだ」

「それがですね~あの~お祭りで規定コース通れなかったんすけど…」

「ダメーwwwww」

「wwwwwwありがとうございました!」

 颯爽と袂を翻しホテルへの道を急ぐ私。なぜならこの時ホテルの門限が21時30分が迫っていたのだった。

今回の敗因。とにかく天気が悪い。そしてホテル(選び)が悪い。

 試走で暑い暑いとのことだったので暑さ対策は万全。(そのせいで翌朝白根山をあきらめたのだが)渋川越えて吾妻川、吾妻線沿いを走るまでは順風満帆(お祭りを除いて)。しかし矢倉のあたりでどしゃ降りに遭遇。地元の高校生が使用していると思しき寂れた自転車置き場に数名のロードさんと一緒に雨宿り。

 幕張(ウェザーニューズ)によれば23日は夕方から雨。24日もお昼は晴れて夕方から雨。ということで「まあ濡れるだろうな」とは思っていたけどこんなどしゃ降りになるとは思わなかった。これが23日17:30ごろ。

 30分経過。止みそうにない。ていうか雷もドンガラ鳴り始めた。どうしよう。とりあえずホテルは20時までなので

「すいません21時になりませんか?」と電話。

 そのまま45分経過。やばいよやばいよ。1時間ちょっとしかない貯金がほとんどなくなってきたwラスト20kmを平均15km/hで登る自信なんかないよ。これはDNFだよ。そしたら21時にホテルに入るのも無理だよ。宿なしだよwwwwww

 ハッキリ言って俺はBRM完走より明日の白根山のほうがメイン。ホテルに電話。

「もしもし。これから長野原草津口まで行って駅に自転車くくりつけてバスでホテルに向かいます。当初の予定通り20時でいいです」

 そして長野原草津口あたり。なんか小雨になってきたぞw

「すみませんやっぱ自転車で行きます…21時半でお願いできますでしょうか…」

ホ「えーwwwwww」

 何度電話してるんだ俺。この回数を1回でも減らせば余裕で3分は余裕で稼げたなあ~。そもそもブルベの宿は深夜まで営業してる宿にしないといけないなあ。こんな客ホテル側にも迷惑だったろうなあ。次回から気をつけます。すいませんでした。

 しかしこの後 いろいろテンパってる俺はGPSログを見て自分でもビックリするほどの走りをしたのだった。いや~ブルベ面白いなあ

 * * *

 今回(唯一)上手く行った暑さ対策について。試走では温度計が41℃指したので気をつけろ。とのことでしたがリカンベントの暑さ対策は:

・日焼け対策としてナル―マスクで(ロードなら首の後ろですがリカンベントではこっちのほうが陽に当たる)顔を護るのが良かったです。日焼け止めの類はベタベタしてアイウェアとかGPSが見えにくくなるので多分もう使わないな。

radical designのsolo aeroで身体ぶっかけ用水ボトルを2本準備+飲み物用ボトル1本のボトル3本体制。強力に身体を冷やしてくれました。

・服装について。リカンベントだと普通のTシャツ+ジャージで十分長距離OKですが、やはり夏用のサイクルジャージは暑さ対策として有効。濡れると山では寒くて困るぐらい。
 ただし、サイクルウェアの背中の滑り止めに、少々痛みを感じました。Ventisitのシートクッションが硬いからだと思います。これは今後改善の余地がありそうです。

trip300の温度計は±2度ぐらい誤差があって役に立たない。と思っていたけど、一度でも正確な温度計と一緒に200kmなり300kmなり走れば誤差が知れるわけで、その後は単体でも十分役に立ちます。

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