東京から岩国に引っ越して気付いたこと。

クソ田舎の荒れた路面に対する装備がそろった3年目にようやく気が付く。瀬戸内とは海沿いを走れば都内にて「荒川CRのそばに住みたい」という夢が実現したんじゃないかと思うぐらい平坦コースが選べる。そして中国山地へ向かえば、都内からなかなか抜け出せなかった道志道、秩父、ときがわ町や東北へ向かう山への扉もそこそこある。

椿峠、「とうげ」ではなく「だお」。中国地方ではゆるい峠のことを「だお」という由。3年目の今のところ山口県の瀬戸内海側で「とうげ」と呼べる峠があるのは県道136号線の中峠などがある岩国ぐらいな感じがしている。それほどゆるい峠(だお)だらけ。

でこの椿峠を越え富海の文字を見ると自分は勝手に周防から長州長門に入った気がするのだが堀越・末田の焼き物のバス停あたりから見えて気になってしょうがない塔みたいな建物のそばに来てみたらただの工場だったの図。

防府から八王子の交差点で国道262号線松竹梅道路で山口に向かう。非常に走りやすい道だった。ただ周防往還自転車道の入口は見逃すと次は高速道路入口なのはいただけない。

 * * *

次の週は防府から海沿いの県道338号線を通って周防大橋を渡るコースをやめて橋を遠くから見てみようとそのまま2号線で新山口駅の北側を回って県道212号線を通ってみたら大潮らしく山口湾の干潟にビックリしたの図。これは結構壮観であった。そう言えばカブトガニが居るとか聞いた記憶がある。また麦秋の名の通り麦が実ってあちこちで野焼きが行われていた。しかし国道2号といい県道212号線と言い自動車専用道路ぽいのに自転車が通れる道が多い。山口県にはローディが多いというのもうなずける由。

その後県道219号線→国道2号線と進むのであるがこのあたりの国道2号線は片側二車線だったり一車線だったり自転車で走れないことはないのだが大型トラックを避けるのも路肩見極めテクが必要であまり面白くない道だった。ローソン山陽小野田埴生店で「まあなんとかなったな」とホッとしたぐらい。遠回りで町中にツッコンでも県道190号線あたりを走ったほうが良かったかも知れない。

下関に着いてまあこれで「山口の瀬戸内海沿い160kmほどなら走れるよ」と言えるようになった。

新下関から新幹線で新岩国に帰る。raptobikeを立てて輪行できることを確認。折り畳みリカのorigamiの出番が減るなあ。しかし新下関の南口から入るもんじゃないな。最初はあまりに寂れているのでビックリした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください