ぎゃあああああ!!!
やよい号のBB内装ギアから油がたれてきた。お店に電話したら「取り付けた当初はしばらく垂れます。うーん、(オイル)入れすぎちゃったかな?」ということなのでしばらく様子を見る。たしかに飛び散るほどじゃないから…でも心配だなあ。
まあ、それはそれとして…タルタルーガFの乗り方が分かってきた。
空気抵抗が増えてもかまわないので上体を起こし、まるで学校で習ったように礼儀正しく椅子に座ることが重要だったのだ。とにかく椅子&背もたれにケツをガッチリ固定し、漕ぐ時は脚と作用反作用の法則でケツにかかる力をしっかりタルタルーガ本体のフレームで受け止めるようにするのだ。
さらにこの自転車には加速という概念がない。既存の自転車と違う考えで加速しなくてはならない。「ここで加速!」と思ってもせいぜい20km/h→25km/hあたりでキコキコキコ…と周りの車両に迷惑なだけある。
30km/h巡航中から→35km/h以上へじわ~~っと加速する、さらに状況によっては40km/hまで加速して巡航モードに入ることも可能だが、それには「加速できる状態を作ってから加速する」という風に考えを変えなくてはならない。そうして、いったん加速してしまえばなかなかスピードが落ちない。これはたまらない。ものすごい快感だ。
しかしこの「加速できる状態を作る」というのはなんなのかというと、文章では説明できない。とにかく基本は無理せず漕ぐ。すると段々その状況でのトップスピードが見えてくる。坂・風向・路面状況・気温・路駐車・交差点・その他危険な要素などの交通状況・などなどを判断して、精神と脚の動きを調節する。するとなんらかの条件がそろったとき面白いように加速し始める。まさに亀。文章で書いてもさっぱり意味がわからない。
ナムコつながりで買ったタルタルーガFであるが、こいつはかなり奥が深いと見た。筋肉も普段とは違うところが鍛えられてきた感じがする。そして今日は脚そのものよりケツが痛かった。毎日発見がある。