Windows10に変えたら全体的に動作がサクサクでろんぐらいだぁす!の4コマが描けた話。

 アイマスが終わってから絵を描く気が起きない。液晶ペンタブCintiq 13HD買ってみたのだがどうも調子がでない。ガルパンはいいぞ!なのは分かっているが、実は私はアニメやゲームに興味はない。興味があるのは「ゼビウスやアイマスみたいに世界を変えたメディア作品」についてだけだ。

 それとは関係なしに携帯電話katana01(windows10 mobile)持ちとしては自宅の母艦マシンをいつまでもwindows8.1にしておくのはいかがなものか。という訳でwindows10にしてみた。

 実を言うと今年は、2003年にP2P技術を「エロ動画みるなんてエッチ」と内部崩壊しつつあった京都府警のせいで日本人が研究をやめたこの10年、諸外国では物凄い進化を遂げて「ビッグデータ」とか言われるようなモノに化けてしまった。

 ようするに「P2P技術を発展させて世界中のコンピュータつなげてみたらマジで人類の脳超える可能性でてきた」という時代なのである。ビルゲイツやバルマーが隠居した今、ナデラさん率いるマイクロソフトはwindows10をそういう物凄いことになりつつあるネットワークの一番ケツっぺたの端末として考えているのであった。そういう時代にいつまでもwindows10を知らないでいるのはマズイ。

 結論から言うと全然マズくなかった。

win10-Cintiq13HD-comicstudio

 windows10にした机周り。一番活躍しているのは本を開いて立てかけておくクリップとかそんなもんだったりする…いや、windows10に変えたら確かに全体的に動作がサクサクになった。これについてはマイクロソフト贔屓な私も嘘偽りないと断言する。おそらくネットワーク関係がかなりチューンされている気がする。Comic Studio Pro3.0で4コマ描くのも非常に楽しかった。

 ただしComic Studio Proのバージョンは3.1.8で、windows vistaまでしか正式対応しておらず、挙動が不安定なのはしょうがない。CTRL+Sなどの保存で一時固まるのはwindows8.1の頃と変わらず。psdファイル書き出しでWindows Media Playerが停まる現象も起きる。(あらかじめ書き出して置いたpsdファイルに上書きなら問題ない)

(これより話が脱線する)

 ここでWindows Media PlayerでBGMを流している理由について書かなくてはならないのは私がWindows10 Mobile持ちだからだ。

 私の携帯電話はiPhoneみたいなヘッポコ端末より遡ること2年前の2005年のVodafone 702NKからずーっとスマートフォンである。いかに私がiPhoneをゴミと呼ぶ権利があるか分かるだろう。そして東芝が潰れた今改めて言わせてもらうがSoftBank X01Tは本当にゴミであった。これは2008年だ。標準メーラーがまるで専門学生が作ったようなデキだった。日本のものづくりはあそこで終わっていたのだが、まあ、そんなことはどうでもいいです。

 さて、iPhoneみたいな掴んで指でほじくる糞と違って世界中の心ある人間なら誰もが「あのマイクロソフトの鳶が鷹を産んだ!」とひっくり返ったWindows Phone7(以下WP)であるが、そのWP7と母艦マシンとの連携(ここでは音楽ファイルのやり取りに限った話とする)は「zune」なのであるが、これが良かった。もうWindows Media Playerみたいなぶっさいくなソフトなんか使わない。ホントにzuneとwp7のオサレコンビはiPhoneが児童売春の温床になった頃、ホントにお洒落な名コンビだったのだ。

 しかし、その後、WPはiPhoneみたいな腐れDQN層向け豪華仕様に走るようになる。WP8を買ったらzuneは使えなくなって、「Windows Phone」というワケの分からないストアアプリに取って代わった。

 そしてWindows10 Mobileになったら元の木阿弥、あのブッサイクなWindows Media Playerを使って音楽ファイルを連携させることになってしまった。その操作についてはこちらのサイトが詳しい。

 実は「GrooveMusic」なるものがWindows10 MobileとWindows10の両方にあって「こいつが音楽ファイルを連携させるのかな」と思ったら間違いであった。悪名高き、音楽文化を破壊した、人類の敵iTunesみたいなゴミシステムと同じで音楽を鳴らしつつダウンロード販売を勧めるゴミアプリらしい。私が「ブサイク」と呼ぶのはまさにここである。音楽管理ソフトは音楽を管理してくれりゃいいのだ。特にWindows10側のGrooveMusicはただの販売プラットフォームなのでアンインストールしたいのだがそれもできない。そこまで悪のなかの悪、appleの真似をすることもないだろうが、もう人類の味方ゲイツ様は隠居生活だ。これも世の流れなのだ。

 話が長くなったが、Windows10 Mobileにかすかに感じるWP7の残り香のおかげで今日も人類は生きている。もはや希望と呼べるものではないかも知れない。それでも、我々は生き続けなくてはならぬ。それがモノの弾み、素粒子の相対関係、”数え始めが数え終わり”、物質である我々の宿命だからだ。…(脱線したまま脱稿)

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東京に雪が積もった日に雪歩号(surly pugsley)で通勤したら会社に誰も居なくてワロタw

 2017年1月18日の朝。起きてビックリ「積もってる!」

「すわ」とばかりにファットバイクpugsleyを引っ張り出しました。あの日から苦節3年、スパイクタイヤを履いた先代雪歩号(ルイガノTR-1)では大雪で15kmの通勤に結構な時間が(3時間弱だったような気が)かかってしまい、いくら楽しくてもこれでは実用性という点では×。いよいよ元祖ファットバイクsurly pugsleyの力量を見るときが来た!

 …と言ってもそんなに大雪ではないので、路肩に雪の塊があっても、まあ安全に走れるよ。というレベルですが、普段の通勤で15kmを55分ぐらい(まんまブルベのペース)のところを1時間15分ぐらいでした。十分実用的な通勤手段だと思います。この日の東京の公共交通機関はメチャクチャだったらしく、会社に到着してみれば、わが社のエース級の社員一人だけ居て「誰もいないよ~」状態でしたw

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 katana01の画質も相まって、やっぱり雪をバックにしたファットバイクという絵面は頼もしい。

 雪の通勤ならファットバイク。除雪車みたいに雪を吹っ飛ばして走れるわけではないですが(ファットバイクに過度の期待は禁物)それでも雪道の走れる部分を選びつつ走る分にはママチャリは勿論、スパイクタイヤを履いたクロスバイクよりもずっと安心して走れます。それに二本足で雪道を歩くのも減らせるのが大きいです。

 ファットバイクはまだ市場が小さいリカンベントと違ってMTBの立派な一ジャンルを確立しています。ちゃんとしたMTBショップが身近にあるなら、誰にもおすすめできるバイクです。


 世間ではGoProがリストラだと騒いでいるけど、私はパナのHXシリーズは軽さと小ささを追求して良いと思います。HX-A1Hで撮影したファイルを編集せずそのままうP。

やよい号(azub origami)451化。

451-origami
 ホイールでかくしたらカッコ悪くなるかと思った外見は意外と良い感じです。やよい号かわいい!!

 ハッチタッチガレージで金澤輪業のエアロブレードスポーク(だと思う)で451ホイールを組んでもらいました。丸スポークは罪悪!スポークはブレード以外認めない!と私が無理をお願いしたせいでハブを通すのにビット全滅リューター破壊で割増料金とられるかと思いましたが酒二本納めて事なきを得ました。

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 451でも折り畳みは問題なし。

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 タイオガ cocoonにも入りました。なんか布が突っ張ってるのはシートの固定が甘いからです。

 さてこのやよい号ことazub origami、406から451にインチアップする場合、前輪はディスクブレーキにしてますが後ろはリムブレーキ。とくればPaulのブレーキか支那パクリブレーキになるのですが通な私は暗黒方式を使いました。

 暗黒技研をパクった支那ブレーキは置いといて、この手の解決策の元祖はPaulなのですが、効きもタッチも最高なPaulのVブレーキ(2万もする高級品だから最高なのは当たり前だけど)私は二度と使わないです。

paul-v-breakes-muzukasii
 もう組み立てるのメンドクサイからバラバラの図で説明するけどバネの力でブレーキアーチが開く加減の調節にすぱすぱスパナモンキーが必要だったりします。出先で狂ったらコレはキツイ。携帯用スパナを常備しても、スパナでブレーキアーチを適切な位置に支えつつアーレンキーで固定。という作業は普通のVブレーキに比べたら相当なタイムロスです。

 結論としては取り付け時にガッツリ調整&固定出来る人ならいいけど、やることなすことすべて適当&走りながらいじる人はちょっと避けた方が良いでしょう。それがPaulのVブレーキです。

 * * *

 話がズレましたが451化によって巡航速度が上がりました。坂はどうなるかブルベ200kmでも一発走ってみないと分かりませんが、とにかくリカンベントのすばらしさ。手放し運転の安定感が明らかに増してます。やっぱりジャイロ効果です。私が自動車やオートバイを捨てて自転車に乗ってなにを得るかと言えばこの車輪のジャイロ効果が楽しいからです。

 azub origamiの451化によって406の太いタイヤ履いて歩道を横切って路地裏をちょこちょこ走る…というのはちょっと控えた方が良いですが(それでもraptobikeよりは可能)これからの通勤、ブルベが楽しみです。

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 ハブはDeoreリムはR390。通勤もするので32Hでフロントの重さは720g。これは意外と軽い方では?

javabikesのカーボンフォーク(aliexpressから購入)が歪んでいたので1mm厚アルミ挟んで直す(うっ頭が…)

 なぜ私はリカンベントに乗るのか?―――手放し運転が楽だから。それにつきると言っても過言ではないです。勿論、ロードでも手放し運転は必須だと思います。しかしロードで手放し運転してる時ってのは、大抵急いでウェア着替えたり喉に詰まったものをどうにかしたりで、とにかく忙しいです。あんまり楽しい状態ではありません。一方、リカンベントでは?―――楽しいに決まっています。むしろ必要な作業としての意義は少ないです。完全な休憩です。できることなら、青空の下で、手を放して一息も二息もついてみれば、もうリカンベント以外の乗り物に乗りたいなんて思いません。そして長距離であるほど、この休憩は有難いのです。

 そういうわけで最近azub origamiで手放し運転すると酷く右に傾くので悩んでいたというか落ち込んでました。

 origamiが手に入ってからすぐにフロントフォークをjavabikesのカーボンフォークに交換したので、azubの標準鉄ちんフォークで手放し運転をしておらず、フォークが原因なのかそれともフレーム自体に原因があるのか不明でしたが、今回下記のようなドイヒーな方法で解決したので、aliexpressから購入したjavabikesのカーボンフォークが原因で間違いないでしょう。ただしtwitterで支那製品のひどい流通過程の様子が知れ渡ったこともあり(製造元が検品で不良としたブツを流通業者が買いあげたり…ひどいときは廃棄場所からくすねてくるらしいw)一概にjavabikesだけが悪いとも言えません。

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 ともかく写真の通り。車輪が傾いているので1mm厚のアルミ板のきれっぱし(5mm x 15mmぐらい?)を挟んでみる。という暴挙にでてみました。固定は両面テープです。(いい加減にしろ)しかし、これで手放し運転中の車体はバッチリ垂直になってしまいました。

 いや助かりました。かなり安定して手が放せます。これが長距離で違ってくるのです。100km、200kmは我慢できても、400kmは違う。ホントに違います。ましてや未体験の600kmは…

初詣。katana01のトイカメラっぷりがすごい。

 なにも申しません。katana01のトイカメラのような味わいのある絵をご覧ください。

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 とりあえず今年の初乗りはFDB亜美号・khodaabloom真美号になりました。

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 ちなみに場所は阿佐ヶ谷神明宮。

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 iphoneのカメラがコレ。なんの情緒もないですね。渋い顔してるのは甘酒が不味かったから。多分生姜入ってました。

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 なんと情緒のある写真でしょうか。記録としてはメチャクチャですが。

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 古い人間なので1MB2MBのブツをupするのは気が引けるので一応photoshopで縮小してます。

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 いい感じですがkatana01はシャッター(らしき場所)をタッチしたら必ず撮れるものでもないところがすごい。そんな21世紀の人類の甘えに喝をいれてるのがすごいのだ!

(備忘録)1440×1080の動画が4:3の縦長で表示されるので強制的に横長の16:9にする覚えがき。

yamb1440x1080-1
 yambを手に入れて起動。「mp4ファイルの作成…」を選択。

yamb1440x1080-2
 動画ファイルをドラッグ&ドロップして動画のプロパティを開く。

yamb1440x1080-3
 ここでアスペクト比が設定できる。大抵16:9NTSCでOKだが、4:3、16:9だけでなくNTSC、PALでも結果は全然違うのでとりあえず出力ファイル名を変えて一通り試す。

 …のだが私のとこだとOKを押すと”libgpac.dll、ssleay32.dllがない”旨メッセージが出た。

yamb1440x1080-4
 ”GPAC Nightly Builds”で検索してgpac-0.5.2-DEV-rev1110-g9f2bf6e-master-win32.exeを見つけて7-zipでインストーラのexeファイルを開くと解凍だけできるのでそこからlibgpac.dllとssleay32.dll、ついでに最新であろうmp4box.exeをyambの実行ファイルがあるフォルダにコピーした。

不肖44歳にしてレンタルDVD屋なるもので「ガールズ&パンツァー」DVD全6巻をレンタルする。

GIRLSundPANZER

 ガールズ&パンツァーの劇場版があまりに評判が良いので観た感想は、ガルパンはいいぞ。

 正確にはVHS時代のレンタルビデオ店以来20年ぶりなんですがTSUTAYAに行ってみてガールズ&パンツァーDVD6巻借りて全話観てみました。300人ぐらいのデータセンターならネット通販で済んじゃう時代になんで貸し物理映像媒体屋が生き残っているのか不思議だったんですが、旧作2泊3日で108円、セルフレジでピッとかやって物理メディアのやりとりも単純明快で乙なものですね。単純明快。ビッグデータで人間の専売特許だと思われていた(ということも思われていた)問題解決すらコンピュータ化されそうな時代に、これから世の中に必要なことかも知れません。

 古い話になりますが、ウチの親父は小学生の頃瀬戸内海を旧日本軍の水上機が飛び立つところを見たらしいんです。ものすごい水柱に度肝を抜かれ「これはこの戦争勝ったワイ」と当時の誰もが思ったそうです。そして戦後、親父が大学生として東京に居た頃は少しでも絵心があったら仕事があったみたいで東映「西遊記」のアニメーターもやったらしく、小学生だった俺に「宮崎駿というすごい奴が居る」「あらゆる映画は糞だが、こいつのアニメなら観てもヨシ」と指導してくれたのは親父です。以来「ラピュタ」とか親父から紹介されるような形で観ていたのですが、「紅の豚」の時になると、親父が

「宮崎駿は人間ドラマが苦手だな。飛行艇は確かに描き切っていたけど、”紅の豚”は描き切っていなかった」

 これは的を射た意見だと思います。ゴミ映画「もののけ姫」なんてエボシ様を主人公にした方がマトモになります。でも宮崎駿にはその才能がない。なんか陰のありそうなキャラにボソッと一言印象に残るセリフ吐かせて終わっちゃう。「ラピュタ」みたいな冒険物や「トトロ」みたいなポエジーな作品ならいいですが、人の心を描いたドラマが描けないなら「紅の豚」なんてタイトルをつけずに「飛行艇時代」のままにすべきでした。人間ドラマといえば―――近藤さんだったんですが、あれでジブリの衰退は決まりました。

 ともかく、宮崎駿が「紅の豚」とタイトルをつけずに「飛行艇時代」のまま戦争の道具が活躍する映画を作れるような才能と度胸と柔軟性のある人間だったら?―――その答えが「ガールズ&パンツァー」だと思います。表題に偽りなし。戦車が画面を動きまくり、女の子も(心身ともに)動きまくりますが、よけいなドラマは見せません。

 いまの若い人は信じられないかも知れませんが、かつてのNHKの大河ドラマは教養番組だったんですよ。それが最近の大河ドラマはお下劣スタッフのオナニー番組でどの瞬間も観ているこっちが恥ずかしくなるシーンばかりです。そんな調子でここ20年ぐらいマトモにアニメ・映画の映像作品の類を観た記憶はありません。本・小説もそうです。マトモなのは小説「私を離さないで」ぐらいでしょうか。そんなえり好み激しい私がマトモに見ることが出来た稀有な映像作品が「ガールズ&パンツァー」です。この年末年始はガールズ&パンツァーです。どこぞの革新的なゲームを適当にアニメ化したシロモノのショックを受けた身体に、非常に良いモノを作ってくださり、ありがとうございました。