なぜ私はリカンベントに乗るのか?―――手放し運転が楽だから。それにつきると言っても過言ではないです。勿論、ロードでも手放し運転は必須だと思います。しかしロードで手放し運転してる時ってのは、大抵急いでウェア着替えたり喉に詰まったものをどうにかしたりで、とにかく忙しいです。あんまり楽しい状態ではありません。一方、リカンベントでは?―――楽しいに決まっています。むしろ必要な作業としての意義は少ないです。完全な休憩です。できることなら、青空の下で、手を放して一息も二息もついてみれば、もうリカンベント以外の乗り物に乗りたいなんて思いません。そして長距離であるほど、この休憩は有難いのです。
そういうわけで最近azub origamiで手放し運転すると酷く右に傾くので悩んでいたというか落ち込んでました。
origamiが手に入ってからすぐにフロントフォークをjavabikesのカーボンフォークに交換したので、azubの標準鉄ちんフォークで手放し運転をしておらず、フォークが原因なのかそれともフレーム自体に原因があるのか不明でしたが、今回下記のようなドイヒーな方法で解決したので、aliexpressから購入したjavabikesのカーボンフォークが原因で間違いないでしょう。ただしtwitterで支那製品のひどい流通過程の様子が知れ渡ったこともあり(製造元が検品で不良としたブツを流通業者が買いあげたり…ひどいときは廃棄場所からくすねてくるらしいw)一概にjavabikesだけが悪いとも言えません。
ともかく写真の通り。車輪が傾いているので1mm厚のアルミ板のきれっぱし(5mm x 15mmぐらい?)を挟んでみる。という暴挙にでてみました。固定は両面テープです。(いい加減にしろ)しかし、これで手放し運転中の車体はバッチリ垂直になってしまいました。
いや助かりました。かなり安定して手が放せます。これが長距離で違ってくるのです。100km、200kmは我慢できても、400kmは違う。ホントに違います。ましてや未体験の600kmは…