東京に雪が積もった日に雪歩号(surly pugsley)で通勤したら会社に誰も居なくてワロタw

 2017年1月18日の朝。起きてビックリ「積もってる!」

「すわ」とばかりにファットバイクpugsleyを引っ張り出しました。あの日から苦節3年、スパイクタイヤを履いた先代雪歩号(ルイガノTR-1)では大雪で15kmの通勤に結構な時間が(3時間弱だったような気が)かかってしまい、いくら楽しくてもこれでは実用性という点では×。いよいよ元祖ファットバイクsurly pugsleyの力量を見るときが来た!

 …と言ってもそんなに大雪ではないので、路肩に雪の塊があっても、まあ安全に走れるよ。というレベルですが、普段の通勤で15kmを55分ぐらい(まんまブルベのペース)のところを1時間15分ぐらいでした。十分実用的な通勤手段だと思います。この日の東京の公共交通機関はメチャクチャだったらしく、会社に到着してみれば、わが社のエース級の社員一人だけ居て「誰もいないよ~」状態でしたw

WP_20160118_10_11_31_Pro
 katana01の画質も相まって、やっぱり雪をバックにしたファットバイクという絵面は頼もしい。

 雪の通勤ならファットバイク。除雪車みたいに雪を吹っ飛ばして走れるわけではないですが(ファットバイクに過度の期待は禁物)それでも雪道の走れる部分を選びつつ走る分にはママチャリは勿論、スパイクタイヤを履いたクロスバイクよりもずっと安心して走れます。それに二本足で雪道を歩くのも減らせるのが大きいです。

 ファットバイクはまだ市場が小さいリカンベントと違ってMTBの立派な一ジャンルを確立しています。ちゃんとしたMTBショップが身近にあるなら、誰にもおすすめできるバイクです。


 世間ではGoProがリストラだと騒いでいるけど、私はパナのHXシリーズは軽さと小ささを追求して良いと思います。HX-A1Hで撮影したファイルを編集せずそのままうP。

やよい号(azub origami)451化。

451-origami
 ホイールでかくしたらカッコ悪くなるかと思った外見は意外と良い感じです。やよい号かわいい!!

 ハッチタッチガレージで金澤輪業のエアロブレードスポーク(だと思う)で451ホイールを組んでもらいました。丸スポークは罪悪!スポークはブレード以外認めない!と私が無理をお願いしたせいでハブを通すのにビット全滅リューター破壊で割増料金とられるかと思いましたが酒二本納めて事なきを得ました。

451-origami-folding
 451でも折り畳みは問題なし。

451-origami-tioga
 タイオガ cocoonにも入りました。なんか布が突っ張ってるのはシートの固定が甘いからです。

 さてこのやよい号ことazub origami、406から451にインチアップする場合、前輪はディスクブレーキにしてますが後ろはリムブレーキ。とくればPaulのブレーキか支那パクリブレーキになるのですが通な私は暗黒方式を使いました。

 暗黒技研をパクった支那ブレーキは置いといて、この手の解決策の元祖はPaulなのですが、効きもタッチも最高なPaulのVブレーキ(2万もする高級品だから最高なのは当たり前だけど)私は二度と使わないです。

paul-v-breakes-muzukasii
 もう組み立てるのメンドクサイからバラバラの図で説明するけどバネの力でブレーキアーチが開く加減の調節にすぱすぱスパナモンキーが必要だったりします。出先で狂ったらコレはキツイ。携帯用スパナを常備しても、スパナでブレーキアーチを適切な位置に支えつつアーレンキーで固定。という作業は普通のVブレーキに比べたら相当なタイムロスです。

 結論としては取り付け時にガッツリ調整&固定出来る人ならいいけど、やることなすことすべて適当&走りながらいじる人はちょっと避けた方が良いでしょう。それがPaulのVブレーキです。

 * * *

 話がズレましたが451化によって巡航速度が上がりました。坂はどうなるかブルベ200kmでも一発走ってみないと分かりませんが、とにかくリカンベントのすばらしさ。手放し運転の安定感が明らかに増してます。やっぱりジャイロ効果です。私が自動車やオートバイを捨てて自転車に乗ってなにを得るかと言えばこの車輪のジャイロ効果が楽しいからです。

 azub origamiの451化によって406の太いタイヤ履いて歩道を横切って路地裏をちょこちょこ走る…というのはちょっと控えた方が良いですが(それでもraptobikeよりは可能)これからの通勤、ブルベが楽しみです。

451-720g
 ハブはDeoreリムはR390。通勤もするので32Hでフロントの重さは720g。これは意外と軽い方では?

javabikesのカーボンフォーク(aliexpressから購入)が歪んでいたので1mm厚アルミ挟んで直す(うっ頭が…)

 なぜ私はリカンベントに乗るのか?―――手放し運転が楽だから。それにつきると言っても過言ではないです。勿論、ロードでも手放し運転は必須だと思います。しかしロードで手放し運転してる時ってのは、大抵急いでウェア着替えたり喉に詰まったものをどうにかしたりで、とにかく忙しいです。あんまり楽しい状態ではありません。一方、リカンベントでは?―――楽しいに決まっています。むしろ必要な作業としての意義は少ないです。完全な休憩です。できることなら、青空の下で、手を放して一息も二息もついてみれば、もうリカンベント以外の乗り物に乗りたいなんて思いません。そして長距離であるほど、この休憩は有難いのです。

 そういうわけで最近azub origamiで手放し運転すると酷く右に傾くので悩んでいたというか落ち込んでました。

 origamiが手に入ってからすぐにフロントフォークをjavabikesのカーボンフォークに交換したので、azubの標準鉄ちんフォークで手放し運転をしておらず、フォークが原因なのかそれともフレーム自体に原因があるのか不明でしたが、今回下記のようなドイヒーな方法で解決したので、aliexpressから購入したjavabikesのカーボンフォークが原因で間違いないでしょう。ただしtwitterで支那製品のひどい流通過程の様子が知れ渡ったこともあり(製造元が検品で不良としたブツを流通業者が買いあげたり…ひどいときは廃棄場所からくすねてくるらしいw)一概にjavabikesだけが悪いとも言えません。

javabikes-fork-zurenaosi
 ともかく写真の通り。車輪が傾いているので1mm厚のアルミ板のきれっぱし(5mm x 15mmぐらい?)を挟んでみる。という暴挙にでてみました。固定は両面テープです。(いい加減にしろ)しかし、これで手放し運転中の車体はバッチリ垂直になってしまいました。

 いや助かりました。かなり安定して手が放せます。これが長距離で違ってくるのです。100km、200kmは我慢できても、400kmは違う。ホントに違います。ましてや未体験の600kmは…

azub origami手に入れて、さらにGPS腕時計買って「んほおおお~」と歩道を徐行しまくった結果がコレでございます。

broken3spokes

 全長2mを超えるraptobikeから普通自転車azub origamiに移行してこの体たらく。反省しております。いつの間にか3本もスポーク折れてました。安いディスクブレーキ対応ということで買ったノーブランド支那製なんだけど丈夫だな~オイw。全く気が付かなかった。曙橋のあたりなんか段差多いからなあ。いや中野の大久保通りも多いぞ。3センチぐらいの段差があるとこうなる。パンクはさせないがスポークは折ってたかw

 歩道とは?特に日本の歩道とは?―――BMXである。他に適切な表現はないのでございます。

サイクルパラダイス高円寺店でボントレガーのサーキットが2,700円だったので買ったらアジャスターがリカンベントのヘッドレストに適してた。

bontrager-helmet-circuit

 上がボントレ。下がMETのインフェルノULなんですが、アジャスターが出っ張って小さめなのでヘッドレストにコリコリ当たって、どうも頭を落ち着かせておくことができませんでした。
 それがボントレガーのサーキットだとヘッドレストとの当たり具合が非常によろしい。(コリコリしない)ボントレガーのアジャスターのほうが薄く広いのが功を奏してるんでしょう。

 リカンベントは頭から落っこちないのでヘルメット不要論があるぐらい安全な乗り物なんですが、しかし、やっぱり自転車で公道を走る以上、どうにもヘルメットを被らないとフルチンで街を歩くような自由すぎる感じなのでヘルメット被ります。

 リカンベントとヘルメットの関係は、ロードレーサーと違うものがあります。

 リカンベントはロードレーサーと違って常に顔が前方やや上方を向いているので、目の周りの皮膚に陽が当たってサングラス内部に自分の皮膚が反射して見え辛いのを防止する意味が強いです。つまりヘルメットはサンバイザーをつける土台としての意味です。
 また、これはロードレーサーも同じですが、頭という部位はライトやカメラを設置するのに非常に適しているのです。ヘッドライトとは別にヘルメットのライトがないと夜間走行時にGPSを見ることは非常に困難になります。あとヘルメットの尾灯はリカンベントならぜひつけておくべき保安部品でしょう。

 しかし恐るべきはサイクルパラダイス高円寺店です。このサーキット、あまりに安いので心配しましたが、どう見てもほぼ新品の美品でした。重さはサイズLで実測320g。2,700円は安い!

府中からのメッセージ・katana01大戦

MessagefromFuchuu5

 ちょっと府中のお店に見たいブツがあったので高円寺から自転車で見に行きました。

 話題のkatana01のgmap proでGPSナビ。gmapはwp7のころからあってgoogleとappleとの喧嘩も全く関係なく利用しています。simple latitudeと同期させればツール・ド・フランスのGARMINチームごっこも出来るし、windows phoneの日本地図がしょぼいとか言っている人たちはホント頭がおかしいとしか思えなかったです。

 しかしkatana01はケース内だとなぜか物理キーが動かないのだ。まあナビ用途には全く関係ないのでOK。動作も安定。液晶も良く見えます。

MessagefromFuchuu2

 で、ハンディGPSと比べるとスマホナビの欠点と言えるログ保存も、今回はGEANEE GSW-01を使用。
 eTrexは100km以上。スマホは100km未満とすみわけ完了。

MessagefromFuchuu4

 ケースはultimate addons。旧型eTrexのmount clipの取り付けがネジだけでOK。(首振り防止の工夫とかやってますが)

MessagefromFuchuu8

 でたw東芝のスパイラル橋w

 このあたりの車のマナーは最悪でしたねwあとコンビニに広い駐車場があったりして「田舎だなあ」と思います。はやく自動車や東芝なんて言う20世紀の遺物から日本人が目を覚ましますよう、優しく穏やかに祈りましょう。

MessagefromFuchuu9

 府中ショッピングスクエア到着。大和民族がどうにか20世紀の遺物・自動車をゼロ・エミッション化しようとして見事に大失敗したママチャリの中でひときわ異彩を放つ21世紀の宇宙船:azub origami。

 問い合わせたブツは写真や電話では分からなかった欠点があることを確認。残念だけど来たかいあり。
 自転車はどこまで行っても無料なのが良いです。

MessagefromFuchuu0

 で、ついでだからヤマダ電機のeveryphoneを見る。でかっ

MessagefromFuchuu1

 でもUltimateaddons Water Resistant Mount Caseには入るかな?モバイルバッテリと一緒だと苦しそうですね。

 帰宅してログをgoogle earthで見る。うーむ。今まで(raptobikeとeTrex)だと普通に環7→甲州街道をぶっ飛ばして自動車と競争するように走ることしか考えなかったけど、歩道も合法的に進入できるazub origami(自転車は歩道を走ってはイケマセン。徐行のみ)、スマホ、google earthで都内の移動がこんなに楽しいとは。

 google earthは僻地も都内並に立体的に表示してくれないかなあ。しまなみ海道の橋ぐらいすぐにでもできそうなもんだけどなあ。

W5 Pedometer Sleep Monitor Temperature Bracelet Smart Watch買ってみた。1日1時間時計がズレるけど、自転車取り付け温度計としてはかなり有能。

 タイトルの通り、時計としては震災直後に日本にやってきたガイガーカウンターについてた時計レベル。あれにはかなりの日本人が驚いたんじゃなかろうか。ホントに使い物にならないレベルの誤差がでた。このスマートウォッチもそれかそれ以上に時計が狂う。

heppoko-temperature-bracelet-smart-watch

 じゃあ何なんだコレは。というと温度計がいいのだ。他にも歩数計だとかカロリー計算ができるだとか言い張っているがそんなものを信じて使うバカはいない。が、温度計はかなり正確。しかも腕につけずに自転車につけていれば体温の影響を受けないわけで、指でチョンと押すだけで、かなりマトモな(と言っても1度単位だけど)値を出してくれる。

 台東区のあたりで出発時10度だったのが、新宿を超え中野あたりにくると9度とか8度とかになって、やはり「新宿は山だのぉ~おお寒いのぉ~」とか思うことができる。ママチャリじゃない自転車に乗っている人ならよく分かると思うけれども、防寒はバカにしてはいけない。天気予報の値より細かなリアルタイムの気温が、そこそこの値で分かるのは服装・装備の経験につながる。banggood.comで送料込みで1500円程度なのでつけっぱなしでもそんなに困らない。もちろん充電はUSBなのでメンテナンスもその程度。軽いしシリコンゴムなのでフレームにも傷をつけない。結構おすすめなんじゃないかと思います。