タンデムバイク亜美真美号(KHS T-20)で走った様子が長門市ケーブルテレビで放送される。世界のSHIGEYUKI HANDANから長門市の半田繁之へ。ついでに亜美真美号のハンドルを折り畳みに。

筑波大の先輩である明和電機が優勝したときのソニーAAAで2次予選まで行ったワシの作品がフィンランドの国営放送で流れたときワシの名前も一瞬出たのだがそれ以来のテレビ出演である。ちなみに国内のメディアはMacFanしか取り上げてくれなかった(ワシはmacが大嫌い)。以下はほっちゃテレビ(長門市ケーブルテレビ)の放送内容を書き起こしたもの。

(ナレーション:ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台が5日に開催され…中略…ロードバイクに比べると二人乗り自転車は負担がありそうですがそのことについて聞いてみると…)

わし「きつくないです。山上る時っていつも力を入れて上らなきゃいけないんだけど人間って瞬間的にしか力が出ない。その時に後ろの人がタイミングずれて微力でも力が入っているので 助かる。楽なんです。ただスピードは遅いですがw」

(半田さんは普段リカンベントと呼ばれる寝そべった姿勢で乗る自転車で様々な大会に出ているそうです。その時に出会ったのが二人乗り自転車です。)

わし「視覚障がい者と健常者がタンデム(2人乗り)で上るっていう大会があって それを見て「大変だなあ」と思って見ていたら どっちも「楽しいよ」って言う。

 前席の人も後ろの人が支えているというか全然普通の自転車と違うのでそれが楽しくてしょうがない。」

女房「後ろの席は怖いんですけどコントロールができないので身を任せるコツをつかむと楽しいんです」

わし「楽しみ方は前と後ろで全然違うけどそれぞれが楽しい。健常者の人がサービスしている訳じゃない。目の見えない人もこいでるだけじゃない。というのが乗ってみて初めて分かった。

 そこが面白い。もっとイベント出てみたいなと思って今回初めて出られるイベントを見つけて出れたので嬉しかったです。

(ナレーション:2人乗り自転車の面白さをイベントを通して実感したことを教えてくださいました)(書き起こしここまで)

取材した長門市ケーブルテレビの方は一人でカメラとマイクを持って全部こなしていた。ワケの分からないことを喋るワシら夫婦のインタビューを要点を捉えて効果的な映像を添えて編集しまるでマトモな夫婦がすごく良いことを言っているように仕立て上げるスキルは麹町時代の日テレの関連会社に3ヶ月だけ勤めて余りのブラックさに24時間テレビの武道館の地下で弁当配りながらSPEED見れたら辞めようと思ったら美女に囲まれてマッサージ受けてる徳光しか見れなかった私が言うがハッキリ言って東京の腐ったどのテレビ局の人間より優れていると言い切って良い。

 * * *

でもって今日は津和野まで走った日と違って天気も良くKHS T-20の折り畳み機構と呼ぶにはどうにもこうにも乱暴なステムを廃棄折り畳み自転車の折り畳みステムに交換した。

T-20のステムは折り畳みの時はスッポ抜いてユーザーがフレームに縛り付けるなり適当に転がすなり勝手にしろ。というお粗末なモノ。以前KHSと言えばm1216のステムとか結構面倒くさい処理がしてあったので恐る恐る様子を見てみたらビックリするほどシンプルに引き上げウスで25.4mmの棒っ切れを固定してるだけだったw

こんなものでいいのか。と思うほどうまくいった。ステムに巻き付けてあるオルトリーブの肩保護パッドは廃棄チャリの塗装が良くないので使う人間の手を汚れから保護するためにつけたものw

鼠径ヘルニアの手術して岩国から津和野まで170kmサイクリング出来るようになりました。

これで「田舎に来れば1000~2000円+交通宿泊費なくても200kmブルベが何時でもできる」の目標はクリアかな。正直言うと走り終えた直後はちょっと手術跡が痛かった。借金してでも。という言葉は身体が動くうちに。という意味でもあります。

道の駅かきのきむらにまだ干し柿あった。「色が悪いな」と思ったが美味しかった。

かきのきむらから県道3号線を走ってほどなく県道226号線を登り始めるとループ橋とGARMIN etrexの地図ではワケの分からない細い道に青看が「津和野」の文字。GARMINを信じて県道226号線へ入ってみると…

枯れ葉で埋め尽くされ石も転がっていてリカンベントでめちゃくちゃ苦労して登る。路肩崩壊の看板もあった。どうみても旧道である。

GARMINを責められないのは旧道というか県道としてはこの夢は枯野をかけめぐる道のほうが本当の県道226号線らしかった(色が黄色)。googleでは下のトンネルのある大規模林道を県道226号線として表示しているがこういうビッグテック仕草こそ混乱の元なのでやめて欲しい。

ある程度津和野町近くまで登ると割と路面が見えて走りやすくなる。

とりあえず岩国から津和野までサイクリングできるようになりました。

この日は陶芸教室の忘年会でなんとしても出発前の女房に干し柿を食わせて悪酔いしないようにするつもりで飛ばして帰ったら途中でコケてしまったw 良い完走記念会になりました。

美希号、お尻のリム幅24mm→19mmに変更してSOZU温泉からコッチネッラへ。

Raptobike lowracerの後ろを24mmのWH-MT500から19mmのbike-componentsのMountain XT Disc wheelへ変更しました。MT500のカタログ値962gからドイツ野郎(bike-components)の表記867gへとのことでしたが:

ドイツ野郎に騙されたっす。2万円かけて100gの軽量化のつもりがたったの50gだったっす。でもまあ24本のスポークが32本になったし重要なのはリムつうか推奨タイヤ。MT500は2~2.4インチ推奨でワタシは今後とも1.35インチあたりで舗装道路を走るつもりだから、ねえ…bcのは今流行りの内幅19mmなので今後も暫くはまあ大丈夫っす。

で、乗ってみた。一言で言えば固い。けどschwalbe kojakがタイヤ本来の設定に近いかな?転がりが良くなって抵抗も少ないイメージ。正直、おじいさんだからよくわかんないw
 この日は午後5時から予定があるのでsozu温泉でコーヒー飲んで帰るつもりだったのだが朝10時に着いたため「11時からです」と聞いて往生してるの図。

SOZU温泉は先日ながとブル(中略)ライドの帰りに寄ってみたのだけど岩国のしなびた古~い温泉施設だったのを看板と入口だけ変えたらしく、まあ中に入れば古い建物だと分かるけどちゃんとキレイにしているので好印象である。そして温泉水使ったコーヒーが割と美味かったので営業時刻も確認せず来た由w
 最近の味のトレンドは苦味になってるそうで昔から気になってるんだけどスタバも都内の若者コーヒー屋も煎りまくり気。田舎に行けば日本酒もコーヒーもユルいのが結構あってそういう神道みたいな味が弱い方が俺は好きなのさ。

目標を失い北上しつつ河川争奪により錦川支流になった宇佐川を越えて県道120号線の登り道に入ってみる。この道の入口はsozu温泉側から見るとト型標識がなく分かりにくい。

岩国に坂無しと言えどもそれは国道での話で県道レベルになるとすぐに前輪駆動の50Tでも小石や枝踏むと滑る坂に出会える。stravaで見てみるとすごくキレイに斜度が表示され笑う。
 ちなみに地形図で右上の平坦な地形が田野原(TANOHARA)・向峠(MUKATAO)すなわち河川争奪によって残った谷底平野との由。

ここ2週間ぐらい晴天が続いたのに路面がアサヒスーパードライの反対(冬優子ちゃんちょっと濡れてるっす)。岩国に来たばかりの頃は細く急で小石や枯れ枝・しまいにはこうした湧き水で濡れた路面に700cの23~25のタイヤが悲鳴を上げ451の28に至っては同じ場所で2度パンクもしたりした。今ではミニベロからローレーサーまで全て35c以上である。

あと県道120号線の峠らしいところに来たのだが岩国市の見たことがないマークが気になる。この後水源公園で県道16号線に入り道の駅むいかいちのお店やくろで買い物するのだがそこまでの道が写真が撮れない程素晴らしく「なんて素晴らしい道なんだ!絶対事故しないぞ!」と声に出してしまうw

いい旅夢気分でコッチネッラまで帰って来た。流石にこの時期になるとセリフ焚火サービスは午後1時でもやっている。

今やコンビニより優れた100円コーヒー。朝は渋いコーヒーをキメるつもりだったが100km走った後は疲れ果てててblendyの甘いヤツを有難く飲む。自転車乗りにとって、完璧に岩国が東京を超えた瞬間である。自分が100円玉淹れようとすると、100円玉が2枚ほど入っていた。

しかもなんと!今なら焼きマシュマロが無料体験中だったのだ!正直に申すとこの焚き火サービス(マシュマロも含めて)今のところ試験運営中な感じで、なんとか清く正しく美しく育って欲しいと願うばかりです。

で家に帰ってから物産館やくろでせしめた米粉は六日市産だが製造は名古屋という「ういろ」を開封する図。悲しいことにあの美味しい干し柿はもう一個もなかった。何時でも何処でも何でもある東京じゃ味わえない風情である。
 なんで山口のういろう工場使わないんだろ。山口のはわらび粉だからじゃないの?とか会話しながら肝心の米粉ういろが包装からなかなか出てこない。
 うーんwうーんwとひり出しながら、なんとなく昭和の情景を思い出す老夫婦。これ、洗濯糊か障子のりじゃねえかw

タンデムバイク亜美真美号(KHS T-20)、秋吉台を行く。

亜美真美号で「ながとブルーオーシャンライドwith秋吉台」に参加してみました。初めてのタンデムでの自転車イベント。写真のように天候も日焼け対策不要の好条件。やや風が強いなか順調に走ることが出来ました。

そもそも我が家の亜美真美号というネーミング、かの黄色いFDB140が世に出て2台おそろの輪行セットをもくろんでいたのだが非力な妻には8kgすら輪行は無理だと判明したので折り畳みタンデムに路線変更してカーサイクリングをちまちまと楽しんでいたのだが、今回ながと~(長いので略)ライドでは美祢線於福駅でスタート地点センザキッチンへ戻る趣向。これなら折り畳んでMTB系の輪行袋に入ってもクソ重いので躊躇していたT-20の輪行を試すのに良いと考えた。距離も50kmとお手頃で山中峠や秋吉台もあり前回UFOラインで「意外とタンデムは山に強い」ことが判明したためタンデムでの初イベントとしては理想的。

岩国から長門市仙崎までK12マーチで下道3時間。時間に余裕があったのでT-20をセンザキッチンまで走らせて前日受付を済ませる。ここの観光案内所「YUKUTE」には我らが亜美真美号と色違いのブラウンのT-20があって(よく見ると奥に映っている)スタッフ数人から「タンデムで参加の方ですか!」と喜ばれる。事前にタンデム参加の意思を伝えており車種や自分の自転車歴を申告済み。この拙ブログを見てタンデム自転車でイベに参加しようと思い立つ奇特な人が居たらどうか事前に山も含めて必ず試走してください

居酒屋 ひょうたん」で前祝の図。イカの一夜干しに甘口醤油にマヨネーズという甘辛系なのだが意外や上品で美味い。なんかもう東京だと初心者扱いで敬遠される甘辛系をストレートに出してきてここまで上品な味の店はあんまりない。次の日完走祝いで宿に一番近いという理由だけで入った「焼とり おひざもと」も同じ系統で基本が美味かった。今まで萩へ旅行の途中に寄ったりブルベで通過するだけだった長門市仙崎。もしかしたら基本レベルが高いのかも知れない。

さて実際に走ってみた感想:
・ガチロードと一緒に走ると21kgの車体に合計130kgの人体が乗っかってるミニベロなもんだから見た目は遅い。ただ今回のコースは13km/hベースのようで基本20km/hキープで十分でした。初心者向けのコースに感謝であります。
・登りはUFOラインの経験通りやはり楽だった。速いとは言わないが自転車とは走り終えてほどよく疲れて楽しめたことが絶対王者。今後はいろんな箇所に投資して全体の速度を上げてみても良いかも知れない。
・そのUFOラインで出来なかったダウンヒル。秋吉台の下りで50km/h以上、問題ないなと思った場所で60km/h出してみたらデフォでMAXXISのTorch履いてるT-20は十分耐えた。それ以上はやめたほうが良さそうな感覚もつかめた。
・そういえばタンデムで時速60キロ以上出したのはSR400で高円寺から日比谷公園往復して以来だった。SRのとき妻は「もう二度とタンデムしない!」と言ってたが今回は「また乗ろう」と言ってくれたw
・特にトラブルなくたどり着いた写真はゴール間近の別府弁天池エイド。ここでVブレーキが偏っていることに気付き調整。多分下りで飛ばしたのが原因だろうな。やっぱりディスクブレーキが良いなあとT-20を買った後出てきたT-20GRに思いを馳せる。まあ色がアレだが…
・このとき女房はインナーレーサーパンツ初体験である。wiggleの価格調整で買ったような安物だが全然お尻が痛くなかったと好評であった。

この後ほっちゃテレビ(長門市ケーブルテレビ)さんから取材されたのでタンデム自転車について自分の考えをしゃべる。美ヶ原ヒルクライムで健常者と障害者が参加してるのを見て「大変だなあ~」と思ってたらパイロットもストーカーもどっちも「別々に楽しんでいた」ことが実際に乗って分かった。みたいな話。

於福駅についたら輪行袋を…と思ったら「団体」の文字。どうやら貸し切り列車で「そのまま持ち込み可能(毛布+廃棄チューブで固定のサービスつきw)」だったwオイオイ聞いてないよ~!とかせっかく輪行袋持ってきたんですけど!こんなクソ重たい車体で!とか思ったけど大人しくサイクルトレインを初体験で満喫しました。そんな訳で初体験尽くしだった今回のイベント、一番肝心の「二人がかりでタンデム自転車を折り畳んで輪行袋に入れて輪行する」という夢はかないませんでしたw

LEZYNE MICROにダイレックスで買ったモバイルバッテリで給電しつつ島根県。

 amazonの営業利益が5割減ということでgafamの凋落ぶりが目立ってきた。アメリカ経済はgafamでもってるようなもんだから「戦争は買い」と言っても今からS&P500の積立はじめていいのかガチで心配である。
 このごろはgoogle並みに役に立たないと評判のamazonの検索も「ガチ用途でなくお試し程度に容量は少なくていいので100g前後かそれ以下の重さのクソ安いモバイルバッテリ」の結果が酷いのでダイレックスで700円で5000mAhのモバイルバッテリを買ってみた。

120km走ったら電池がなくなるLEZYNE MICROであるが今回試してみたら全5個の残量LED1個分しか消耗しなかった。良い感じである。

前回は寂地峡・松の木峠だったので今回は傍示ヶ峠を目指して錦の山賊に行ってみた。375mのボウジ=ガ=トウゲではなくボウジ=ガ=タオである。走れば分かるホントに峠と呼べない緩さ。岩国側からだとまあ坂っちゃあ坂だけど特に島根県側からだとほぼ平坦。ホントに中国山地で「タオ」と呼ばれる峠はリカンベントには有難いがロードだと練習にならない。

傍示ヶ峠を越えると島根県に入る。山に映る雲の陰がのどかだ。暗黒の山口県/岩国市と打って変わってこれまたまたしてものほほんのんびりとした雰囲気になる。ただ広島の仁義なき明るさと違ってなんとなく岡山あたりに似ている。こらえてつかあさい。

で、理由あって今回は輪行袋がないので津和野まで行ける手ごたえを感じたら後はどうしようかと思ったが「道の駅むいかいち」「産直物産館やくろ」「むいかいち温泉ゆ・ら・ら」と名称がブレまくっている施設でお土産買って帰る。

なんとも枝の切り方があざとい干し柿である。女房は「カワイイ」連呼。味もなかなか好評でした。

 * * *

月が替わって11月3日文化の日raptobikeで朝8時出発で道の駅かきのきむらまで走って陽がまだ十分高い15時に帰って来ました。ここから津和野まで暗くなる前に往復できるか山もあるし微妙なところ。

しかし東京から田舎にやってきて好きな時に100km以上あーでもないこーでもないと信号のないド平坦を試しに走れるなんて、これは世界が日本をうらやむわけです。世界では平坦が本当に少ないことが分かった21世紀、巷ではぶつくさ文句言ってる人間が多いかも知れませんが、私の日本はwow wow wow wowです。

サイクルショップやまだに亜美真美号(KHS T-20)の車検に来たら60年前のタンデムバイクが凄かった件。

サイクルショップやまだ。山口県と言うより日本がまだ先進国面できるのもこうした20世紀に鍛え上げられてこの21世紀にようやく日本全土の田舎のクソ舗装道路に普及し始めたディスク対応ホイールを寸分の狂いなく組める自転車屋さんがいまだ遺っているお陰なのだ。首都東京ですらそういうお店があってもあまりの数の少なさに常連がたむろってしまい、とても素人がおじゃまできる雰囲気ではない。そういうお店がなくなってしまったらどうするのか。原子力発電で動く本当の意味でのクリクリクリーンな電動バイクが普及した時、ディスクブレーキのメンテナンスはまず無理だろう。先進国から本当の意味で陥落するとはコンビニ弁当やカントリーマアムが小さくなったとかではなく、そういうことなのだ。

…とノストラTOMの予言が終わった頃には亜美真美号の車検は終わってハンコ押してもらっていたwていうかタンデム自転車重たいから二人がかり(俺とやまださん)じゃないと車検作業もすんなり行かないわけで撮りたかった車検作業写真はなし。スマン亜美真美号w

 その代わりにサイクルショップやまだの裏に置いてあるなんか旧そうなタンデム自転車の写真でも撮っておこうかとよく見てみたらこいつがタダモノではなかったw

リアがド・ド・ドラムブレーキwww(個人的にはフレームエンドがママチャリ的でなく味わい深いw)60年前のカブつまり原動機付自転車と同じブツらしいw

いやまてよリム側にはシングルピボットのキャリパーブレーキもついてるぞ?

なんとストーカーのハンドル左のみにブレーキレバーがw

前席パイロットは前後ドラムブレーキを操作し後席ストーカーはリアのシングルピボットを操作する由。そういえばあの当時(ていうか今でも)原付で二人乗り(重たい)なんてなかったわけで、つまりパイロットが60年前のプアな原付ブレーキを握って「くお〜!!ぶつかる〜!!」となったとき、すかさずストーカーが左ブレーキを追加するわけです。なんてスリリングな60年前www

これまたシンプルで素晴らしいパイロットとストーカ間のテンショナー。これKHSのT-20だとBBがでかいBBの中に組み込まれてBBに遊星ギアみたいな動きさせてテンション取ると言う複雑怪奇で言ってる方もワケが分からない方式なんですよ。絶対こっちのほうが簡単で良いって(まあKHSが想定してる外人の馬鹿力だとコレじゃもたんだろうなw)。

そんなわけで丸石の60年前のタンデムバイクは全体を見るとできるだけコンパクトにしつつフレーム剛性に気を遣っていたり二人分の重力を支えるために今なら流行りのファットなタイヤになっていたり、ただですら公道許可がない時代に、メンテナンス性や重量にハンデが生じてますます売れなかっただろうな~。という話でした。

玄関開けたら150km。

東京から引っ越して3年。あまりの舗装状態の悪さ、タイヤ・ホイール・コース選定を経て、ようやくいつでもチャリで150km(700mの峠つき)を走れるようになりました。

もう陽が短いので朝7時前に出る。田舎の焚き火と岩日線である。

前回寂地峡行ったんなら松の木峠登らなくてどうする。ということでここから先の話。岩国側からだと寂地峡から高速道路をくぐるまでの直線が一番斜度があってキツい以外は全行程ゆ~るゆるでクルマも少なくオススメ。廿日市側からだと坂もクルマの量もキツいと思う。中国山地特有であるがこの峠も登ったところで何もない。

松の木峠のElephant Sweetsというお店で最近栗の渋皮をどうするかで悩んでる女房に渋皮煮を買って自宅で食ってみるの図。渋皮が全然渋くない。

峠から先は基本下りなのでやりたい放題w行政の質も違うらしく岩国市の暗黒の雰囲気から廿日市市のぱあーと明るい雰囲気に変わる。久しぶりに70km/h出す。道の駅スパ羅漢で昼食。

30年ぶりの岩国市民だが広島市の佐伯は全く知らなかったので山の中に結構な街があってビビる。写真に撮ってないが今回186号線を走るつもりだったのにこの佐伯のカタツムリまで来てしまったのは186号線がアチコチで片側交互通行になるほど水害で舗装が崩れており、とうとう津和野街道の交差点で行き止まりだったのだ。田舎バンザイとか言いながら地球温暖化でもうすぐ終了の悪寒もする。

このカタツムリからほど近いセブンイレブン広島河津原店の交差点を南に下がって渡ノ瀬ダム→マロンの里→弥栄湖→山代湖→コッチネッラと進む。コッチネッラではセルフ焚き火の100円コーヒーを所望したが「今日は暖かくて3時で焚き火片づけちゃいました」。寂地峡あたりで20℃切るぐらいで寒くてそれ以降ウルトラライトダウン羽織ってたんだけど下界の住民にとっては10月22日はポカポカ陽気だったの由w