自転車乗りはこういうことを晴れた休日にやっとります。

 まずは雨用自転車 響号。


 これが先週あたりぐだぐだ言っていた雨用自転車の響号ことルイガノTR-1のリムテープ。キレイにスポーク穴がついてますね。こうなるともう限界。

 雨が多いせいでチューブから漏れる量が増えてきたのを通勤途中パンク前に察知できたのだから悪天候にも感謝すべきかも知れません。


 雨用自転車はメンテフリーが基本であり目標です。リムテープはできるだけrimplugにすべきです。これ以上のメンテ無用法かつ高圧にも耐える装備を私は知りません。私は今後の人生でリムテープは多分使わないでしょう。

 さて次はazub origamiやよい号。


 散々褒めてたSLFチェーンですが東海道600に参加する前、福山600で使用しそのまま通勤に使って「blackoilドバドバかけてたらなんだか踏みが重くなったぞ」と感じて交換した古い方のSLFチェーンです。雨のせいで交換が遅れに遅れ、1カ月ぶりに取り出したところ飴細工みたいに空中で固定できますw

 多分これは潤滑剤とblackoilをかけすぎて、長い間動かさずに保管していたせいでしょう。私の使い方が間違っているせいでSLFチェーンやばいw


 灯油で洗浄するにはリステリンのボトルが握りやすい。細かい汚れは取れませんがそういうレベルじゃないw

 フンガーダンスでシャカシャカすると飴細工だったSLFチェーンが「しな~」っとぺいぺいの潤滑剤のないただの105チェーンに戻りました。灯油廃棄用のジャムの瓶が真っ黒であります。


 さて話戻って響号のどうでもいい話。a2zのディスクブレーキマウンタのここのアーレンキー挿してるボルトで角度調整可能なヘンな爪。(日陰で見えにくい)


 ハブが取り出しやすいように角度調節用なのです。残念ながらTR-1のフレームだと微妙に合わず、ハブのカラー部分が通るコースがくの字に曲がっていることが分かります。ですので車輪を取り出すときはa2zのディスクブレーキマウンタ全体を緩めないとダメです。これは雨の日にパンクしたとき苦労します。が、a2zのメーカーとしてのこういう配慮は良いものと感じます。


 古いチューブとリムテープを捨てて新しいチューブとrimplugにすることによって雨の日用バイクの名に恥じないよう少しだけメンテナンスフリー状態に近づけたつもりの響号。と、…

 東海道600kmを無事走り終え次回の長距離でも使ってコストを浮かせるべくSLFチェーンを保存し、灯油で潤滑剤のかなりの部分を洗い流したせいで多分ただの105チェーンになってしまった古いSLFチェーンに交換した通勤・ブルベ用バイクのやよい号です。

 ここまでやったらもう陽が傾いてきました。あの長くて暑い、SRメダルを目指してもがいた日々は幻だったのでしょうかw

 自転車乗りはこういうことを晴れた休日にやっとります。SRメダル申請も先日済ませました。

今年は雨が多い。(かも知れない)

 名前のアホさ加減なら歴代トップ10に入りそうなPockey7。色がピッタリで「ポッキー7のセブンてなんや?」「700cのセブンやで」と言えるフォークがヤフオクに出てたので二千円で購入。しかし、こんなバイクに金かけたくないので先は長いw

 今年の都内は雨が多いらしいですが日常生活では「そんなことない気がするけど」と妻とおしゃべりしてますが、自転車整備という点ではそうかも知れない。雨用響号のリムテープなんか交換しなくちゃならないのに今週の週末も雨で先延ばし。前輪と比べてあきらかに後輪のチューブの空気漏れが酷くなってきたのに。…

成田空港で生コンタドールを見た。

 台風21号が来るので宇都宮に行くより往復3,000円以下で仕事前に成田空港に行けばええやん!と言うことで行ってきました。

 生でコンタドール様を見られるなんて…我が人生に悔いなし!!

 なんかペンと紙持っていけば遅刻した俺でも強欲オバちゃんモード(ジェンダー無視)になればサイン貰えたかも。と思うぐらい生コンタ様は丁寧に対応しておられました。ちょっと悔しかった。でも朝4時起きて雨の中京成アクセス特急に乗る価値はものすごくありました。

 その後宇都宮でクリテ、JCと雨のなか開催された模様。関係者様共々、お疲れ様でした。

BRM1007東海道600完走して今年鬼門だったAR日本橋初完走。

鬼門というのもなんですが今年のAR日本橋は:

・BRM520(都内一周)都内の渋滞と暑さにやられてDNF

・BRM722(草津200)長野原草津口手前の豪雨で雨宿りしすぎてDNF

と二連敗中だったので完走できてよかったです。

・出だしの霧雨とbikeinnで買ったSchwalbe Oneが23cだったことについて。

スタートして木場公園の歩道をゆっくり車道に出ようとしたら雨に濡れた線状ブロックですっ転んで変速不能にwそこはママチャリとは違うちゃんとした自転車用部品であるM8000。プレートが曲がっただけで本体そのものに異常なし。手でグニっと戻せばバッチリ戻りました。

滑った原因は20インチ(451)なのに23cのbikeinnで買ったSchwalbe Oneのせい。amazonで業者が輸入してるのが25cらしいので安心してたらガッツリ23cと刻印してあるじゃないですか。23cなんてこのご時世GIOS LEGGEROにメインで乗っていた10年前ぶりぐらい。ブルベ中のパンクを避けるため出走1週間前に「そろそろタイヤを変えとこうかな…」と作業してたら気付く。durano用に買いだめしてたschwalbe SV7Aチューブだと28-451だからちょっと入れたくない。ここは安倍ちゃん以外全員へっぽこ無能ジャップランド。1週間前ではちゃんとしたチューブも入手困難な場合があるのです。

今回は運の良いことに春に買ったKITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEELのリムハイトに対応するため日本製品は嫌だけどプチ買いだめしたバルブ長60mmの

こいつなら入る数字になっておりますので一応安心。

今回初めて使ったシュワルベワン 451-23cは:

・とにかく雨だと滑る滑る。路肩コワイ。八ツ山橋なんか派手にテールスライドして後続に「うオッ」って言わせてしまったw

・BRM1007の1週間前に取り付けしたので一度もパンクどころか出発直前に150psiに入れたままブルベ中一度も空気圧を調整することなく終了。5日後計ってみたら130psiをキープ。今回の完走の立役者その1であります。

・服装について。快晴の日本列島太平洋側を満喫。

ほぼ快晴の日本列島を満喫しました。やはりブルベは天気次第(悲しいなあw)。暑すぎず寒すぎず。基本的にサイトウインポートの安物の薄くて夏でも着れて日焼け避けになる長袖ジャージで十分でした。

サイトウインポートのジャージは背中に滑り止めのゴムがあるのですがコレがリカンベントだと長距離では結構背中が痛くなるのであります。特にVENTISITの硬めのシート&600kmだと深刻。今回ハサミで切り取ってみたところ背中の痛みは全く発生しませんでした。

下着はブレスサーモエブリにあの小池百合子も意見を仰いだらしい人工知能KBTITになれることで有名なミレーのDRYNAMICです。気温30℃~18℃ぐらいの範囲だとホント快適ですね。

雨が降っている間とダウンヒル、夜のチト寒いときはEndura FS260 Pro Jetstream IIIジャージで十分しのげました。

韓国製なので使うのが嫌で嫌でしょうがないナルーマスクも終日装備。日焼け避け効果はクリームの比じゃないですね。あと道中のホコリから喉を守った気になる良い装備です。

・SLFチェーンはやっぱり軽い。しかし真っ黒対策は…

SLFチェーンは前回の600kmブルベ福山600でかなり効果を感じたBRM319から半年以上sacraのblackoilをぶっかけつつ通勤を続けてると…

真っ黒を通り越してなんか掃除するのが楽しくなるような黒いカタマリがへばりつくようになってしまったw

おそらく私の塗る頻度が多すぎるのが原因でしょう。2,3日毎に塗ってましたからw

そういうワケで新しく3本購入。後輪駆動リカンベントはチェーンラインも静岡なのだ!3本要るのだ!お高いですね。

写真を見て「なんじゃコレは」と思った方はお目が高い。そう、blackoilは「添加物抜きで」の注文が可能なのだ!なんだか通っぽいですね。最初から固体潤滑剤が塗ったくり白和え状態のSLFチェーン持ちならOKみたいです。これで真っ黒からおさらば♪…と思ったら名古屋超えたあたりからやっぱり黒色の汚れが目立つようになりました。おのれ内燃機関め。しかし国道1号をずーっと走って来たのだからしょうがないですね。

とにかく、シュワルベワンと合わさって素晴らしく漕ぎが軽いです。今回の完走の立役者その2であります。

装備としてはほかにも泥除けが吹っ飛んだとかradical designのsolo aeroが破けて次回は新調しなくてはもうこれがないとブルベはやってられない。とかあるのですがここまで。

・Raphaの兄(C)から大事なことを教わる。苦しいけど楽しい。こういうブルベを年に数回したい。

何度も書きますが天候に恵まれました。ブルベを知る前は体力勝負かと思っていましたが、一番の問題は脳が良好かそうでないかをコントロールする遊びです。とにかく風邪を引いたり、怪我まではいかなくても筋肉や骨、神経などの身体の状態が思わしくない時、機材の状態、服装の状態、それらを心配して脳味噌の状態をいかに快適に保つかが勝負ですね。

今回は吐き気も悪寒も感じず、(特に歴史的な)街中走行で時間の貯金ができなくてDNFの不安(なんじゃこのコースはという主催者へのイラつき?)はありましたがそれ以外は本当に天気が良くて精神状態も良くて楽しいブルベとなりました。

* * *

今回の東京→大阪はまだブルベを知らなかった2007年GIOS LEGGEROで走ろうとして失敗しています。かつて走った道をもう一度走るのは、やはり感慨深いものがありました。

ここは一瞬だけ逸見エリカ推しブログになりかけましたがその後お絵かきソフトをコミスタからクリスタに変えたところ操作方法が分からずそのままになっております。一応いまだにエリカさん好きなので静岡といえばさわやかで写真撮りました。

静岡は長いことは承知していましたから精神的負担はなかったです。由比のあたりは国道1号線を車と一緒にヒヤヒヤしながら走りましたが今回は裏道。お祭りあり、ヘンな峠(さった峠)ありで楽しめました。

多分PC1でしょうが全身ラファのジャージの兄ちゃんがウェスで雨に濡れたホイールを拭き出したのでビックリ。急いで私もSLFチェーンのためのウェスを多めに(2枚)持っていたので片方をホイール用にすることに決めて拭き拭き。

私は毎回ブルベでリアのVブレーキの鳴きに泣かされていたのですが、今回各PC毎にリムの汚れを重点的に拭くとほぼ鳴きは収まり、ブレーキ性能もUPしていることを確実に感じました。およそ移動体でブレーキ性能が安心できることほど良いことはありません。このやよい号ことazub origami、フロントはフォークを交換することでディスクブレーキ化できましたがリアはそうもいかず「いつか無理してでも業者にフレーム加工してもらおうかな」と思うぐらいだったのでこれは本当に参考になりました。

豊橋駅ではやはりガラの悪い若者が多かったです。人類は産まれ落ちただけでみな平等だと信じ込まされているのでしょう。どこまで落ちても平気になれというのがリベラルの教えです。私は基本的に世の中楽観してますが、これだけはますますひどくなっていくことでしょう。ブルベ対策も対自然ではなく対人間のほうが重要になるかもしれません。

PC7から関宿がはじまったときはビックリしました。鈴鹿峠は2007年名古屋まで走ったことを当時お世話になっていたワタナベサイクルのさんちゃんに報告したとき「リベンジするなら鈴鹿峠だね。キツくはないけど緩い坂が結構続くよ」の言葉を思い出しながら登りました。

御油宿、赤坂宿と今回のテーマである東海道五十三次の宿場跡が続くのですが…正直時間の貯金が貯まらずイライラしていました。そして石部宿は完全に地域住民の生活道路で全くスピードが出せず、長く感じました。こうした観光が楽しめるようになったら一人前のブルベリストなんだろうなあ。

基本的に観光地(と、歩道推奨の尾張大橋と伊勢大橋!)以外はそれなりに走りやすい国道1号線なので大した負担もなく、百人一首の逢坂の関を越えて京都・大阪の都市部に入る頃には2時間近い貯金ができてようやく一安心。自分でも心配性だと思います。もっと経験を積むしかありません。

京都と大阪の自動車の動きは京都の方が洗練された陰湿さでした。大阪は自己主張が強いだけで人情味が感じられます。しかし東京より大阪のほうが走りやすい…と言えないのは帰宅しようと新大阪駅を目指すといつも思うのですが、自転車が通れない橋が多すぎます。

8月19日はバイクの日なのでチャリで若洲海浜公園に(大学進学で東日本にやって来て以来初の)釣りをしてきた。

 私、瀬戸内海出身なのでサビキ釣りぐらいはしたことがあります。ただ家がお寺と関係があるので殺生は…ウーン…という感じが残る家でした。

 というワケであまり釣りのことは分かりません。高円寺の上州屋で「サビキセット」を購入。3,000円ぐらい。

 中身は

・サビキ仕掛け2枚(4号と5号。ハリが6号とかだと大きい感じがするのでこの時点で信用することに。)
・底がオモリのカゴ1個
・コマセ袋
・サルカン(10号)2個。
・ナスオモリ2個。(3号と5号。ちょっと軽い感じがしましたが女性や子供のことを考えるとこうなるかと思います)

 サオは360と書いてあるから3.6mなんでしょう。色はダサいですがなんかカーボンらしいです。リールはGUANGWEI GS-40と書いてあります。すんごくチャチな造りですが動作はしっかりしててまあ使えそう。糸は4号が100mほどついてます。初心者が切らないように太めの糸にしてる感じがします。

 釣具店の店員は人を馬鹿にしたような人種だと思っていましたが、さすが首都東京。高円寺上州屋の店員は接客が親切、置いてある初心者セットは軽く、扱いやすさを優先した良いセットだと思いました(繰り返しますが釣りは全く経験のない私の評価です)。

 バケツとエサも購入。バケツは手洗い用にもう1個あったほうがいいかも知れない。大物釣るようになったら大きなバケツを買いたいですな。あと最近のエサって常温保存ができるので驚きました。

 あと性能に満足したのがコレ↓

 サーモス ソフトクーラーは容量に関わらず評価が高く、妻に「釣りに行こうかと」伝えたら「私も行く。氷作ろう」とジップロックに水入れてつくったでかい氷が半日かなり溶けないで8割残ってました。クーラーバッグ、ていうか私が買ったクーラーボックス系でこんなに有能なのははじめてです。正直私一人でやよい号(origami)で行こうと思ってたので微妙だった気分が、このクーラーバッグのお値段1000円台だとは信じられない性能ですっかり良くなったぐらいです。シュワルベのミニベロ系タイヤみたいに裾野が狭い商品は評価が広まったら値上げするかもしれないので今のうちにお勧め(かもしれない)。

 でもってK12マーチで若洲海浜公園に到着~。

 上州屋にて「釣り初めてなんだけどどこで釣ったらいいでしょう?」の問いに、横浜の本牧、大黒、磯子の有料の釣り施設を勧められましたが同時に結構混んでることも教えてもらったので横浜よりは近いし海に糸を垂らすことができりゃ満足だから若洲海浜公園にしました。

 土曜午後1時ごろの若洲公園サービスセンター近くの駐車場の込み具合は半分くらい。結構人が居るけど混んでるほどではないです。ただ夕方帰る頃はほぼ満車状態でした。

 はて?若洲公園サービスセンターには釣り具売り場がなくてBBQ用具売り場しかないよ?

 チャリでトコトコとゲートブリッジ下の突堤に出るとありました。ちらと見てみたけどお値段ボリボリかと思ったらそんなこともなく普通な感じ。

 まだNuAnsNEO買ったばかりなので指が映り込んでしまった。ゲートブリッジ下のここでワーキャー釣りをして、ちっこいカタクチイワシ8匹とサッパ2匹が釣れた時点で餌がなくなって終了~。

 売店で餌を補給して第2ラウンド。もよかったけど夕方の天気予報が悪かったのでやめました。その後多摩川花火大会が中止になるほどの豪雨。我々も高円寺の自宅前の駐車場から玄関まで歩けず車内で30分ほど待機しました。ここでもサーモスのクーラーバッグが優秀なので「せっかく釣ったお魚が腐っちゃう~」の心配がなくて良かったです。

 自宅にて殺生の図。若洲海浜公園で釣ったその場でさばいている(これが一番鮮度が落ちなくて美味しい)人に声をかけたらいろいろ教えてもらって良かったです。

 具体的にはこういう小さい魚はジップロックに入れてクーラーバッグの氷で締めます。さばくときは頭を背骨からブチっと千切ると内臓もスル~っと取れます。内臓が頭にくっついて取れなくてもどうせ指でお腹を割って開くことになるので兎に角内臓を取ります。内臓の中に魚が食べたものやウンコや微生物がいるわけですから。

 カタクチイワシはこれでよく洗えばOKですがサッパはウロコを取る必要があるとの由。こんな小さい魚のウロコ、どうなるの?と思ったら2,3回包丁でこすれば簡単に結構でかいウロコが取れました。あとは全体的に骨が固くて多いのでできれば取った方がいい感じ…ていうか取らなくていいです。どちらの魚もテンプラにしちゃえば骨ごとバリバリ美味しくいただけます。サッパのほうが身があって美味しかったな。

 最初自分で釣った魚なんて、どういう味になるのか、食えたもんじゃなかったら悲しいなあ。と思ってたら、やはり生き物の獲れたてってのはどう料理しても変な味になることはないです。女房には言えませんが食卓の中で一番美味かったです。

2017年の激安5万円ゾーンの自転車(大暴れするFDB140の系統とRifle Z4-2000)。

まず自転車のお値段5万円というのは「最低価格」である。自転車というものは5万円以下のゾーンになると「冗談」の類である。つまり「ママチャリ」であり、「生活のための自動車」と同じ「おもちゃ」扱いである。

で、この5万円というゾーンは「購入者が必要としない性能をできる限り削った条件下ならまあ買っても良いんじゃない?」ゾーンであって「自転車と呼んで良いかな?」「自転車ぢゃないかな?」のギリギリの境界線である。大抵は「なんか最近の自転車はすごいらしいなあ」「よ~しパパ5万円払っちゃうぞー」の素人をだますためのゾーンでもある。要するに自転車キチガイの俺の言うことを黙って聞け。と言うことでいろんな記事が世にあふれている。

さて、2008年ごろか?5万円前後で重さ8kg台(8.5kg)で14インチとそこそこ走れる激安ミニベロとして一世風靡した初代FDB140(支那名BYA412)ことDAHON DOVE(ただし当初、DAHONはDOVEをFDB140に正式名称として与えなかった。今はDOVE UNOという名前に落ち着き、商売上手なルノーでは「ライト8」という分かりやすい名前をつけた)。がある。これがこのゾーンの分水嶺だ。この世界はFDB140を軸に回っていると言っても過言ではない。当然私も支那サイトからBYA412を3万円台で購入し今も亜美真美号として車載バイクとして活躍中。
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当時の自転車ヲタはこぞってFDB140の改造にいそしんだし、今もいそしんでいる。(私もschlumpf仕込んだりした)

そして2016年。突如として異変が起こる。ルノーウルトラライト7である。型番は変わらずFDB140だ。7はその重さが8.5kgから7.4kgに性能UPしたことをアピールしている。お値段5万円弱。人気は今も続いている。
そもそもFDBシリーズは自動車メーカー(ルノーとかFIATとか)にも供給されているのだが、軽くなったのになぜか今回もDAHONは様子見。ルノーブランドで出ている。

ルノーはゴーンさんみたいに賢い人が多いのか。しかしゴーンさんみたいな賢い人の趣味は悪いのだろう。カラーが黒白と赤でキモいので私はスルーである。

調子にのったルノーが今年マグネシウムモデルを出した。AL-FDB140ならぬその名もMG-FDB140である。

シングルで6.7kg、お値段は59,800円。7速モデルは16インチで重さ8.2kg、お値段6万4800円。どちらも5月あたりで完売したようだ。マグネシウムフレームと言えばESRマグネシアなのだがミクバイクとか作ってる間に台湾に技術が流出したのだろうか?しかし、お値段からも販売数からもお気楽に買える激安ミニベロと呼ぶには苦しくなっている。

さらにこの夏、ルノーウルトラライトに3速モデルがひっそり出てしまった。重さは少し増えて7.8kg。こちらはお値段6万円弱で3速あるのでまあ激安と言っても良い。これはなかなかに魅力的である。しかしLimited Editionとかamazon限定カラーモデルとか先のマグネシウムモデルと同じで大した宣伝もせずなんか様子見加減が強い。ルノーとダホンとその工場と日本のヤクザ(流通)が何か企んでいるとしか思えない。

私としては赤はBD-1春香号、青はGIOS千早号、白はPUGSLEY雪歩号のポジションなので、この機を逃すとお値段が高くなったりしそうなんだが購入はスルー。

そうこうしてルノーが調子に乗っている間、生みの親(?)DAHONがどうしたかと思えばDOVE Plusの名前を冠してシングルスピードのバイクを出すのだが(既に予約は完売)これが重さ6.97kg。

しかしお値段7.8万円なのでこちらは完全に激安ではなくなっている。そもそも、日本人には理解できないかもしれないが、基本的にDAHONは自動車なんていうDQNやガキのおもちゃを作っているルノーよりもDAHONブランドのほうが格が上だと思っているのだ。私もそれは当然だと思うけれども、やはり5万円激安ゾーンの魅力も捨てがたい。そういうマトモな自転車とは呼びたくない5万円ゾーンの商品は底辺向けおもちゃメーカーでありヤクザ(繰り返すが日本の既存の自転車業界)と付き合いができるメーカー(自動車メーカー)に任せようとしている。2017年はその準備期間なのだろう。

ところが、ヤクザが居ない国の新興メーカーはそんな悠長なことは言ってられない。DAHONという巨人と共生するには挑戦あるのみなのだ。ゴミとヤクザと左翼とウンコが跳梁跋扈している日本人の知らないところで怪しげなバイクが売られている。Rifle Z4-2000である。

3速モデルで重さが8.3kgで価格は今日現在で5万393円。シングルスピードモデルもあるが今日現在で4万4768円でライト8が気軽に買える現状ではおすすめできない。

もちろん、ルノーウルトラライトでamazonを検索すればワケの分からない支那台湾メーカーの激安ミニベロがわんさか出てくるのだが。…

(9/1追記。)とかなんとか適当な文章書いてたら自転車パーツの海外通販情報局さんからDragonBikeでRiFle Z4-2000の取り扱いが始まったとの情報が。こちら経由だとお値段(3速モデルで)送料込み4万円以下です。

PCS10を買ってからメンテは屋外ばかりです。

~覚書~

折り畳みリカンベント azub origami やよい号 タイヤ前後交換(チューブは後ろ草津で、前はkitt designのとき替えたばかり)、trip300電池交換。

雨の日用バイク ルイガノTR-1シングルスピード化 響号 ブレーキワイヤ交換。(最初フロントフォークのみディスクブレーキ化していたので左手が前ブレーキだった)

車内バイク dahon dove(fdb140) 亜美真美号 空気圧。後ろ反射板の破損発見。修理できず次回持越し。