名古屋にKHS T-20(折り畳みタンデム自転車:新生亜美真美号)買いに行きました。

SR経験者でチョイノリなんかぶっちぎって時速35kmで巡行できる旦那に対して身体が年々加齢で弱っていく女房が自転車でついていけない件、前回その解決策として電動自転車試乗してみようってんで浜松に行ったのだが全然遅くて航続距離も短くて敢え無く玉砕。つぎなる一手を考えた所「折り畳みタンデム自転車!そういうのもあるのか!」KHSからT-20という折り畳みタンデムが2015年ぐらいに出ていたらしい。

KHSと言えば小径車ではなんと言ってもF-20が有名だし私も折り畳みミニベロとしてm1216(iPED)を初代春香号として所有していた。自転車乗りなら知ってないと恥ずかしい有名ブランドである。

しかしどうやらこのT-20という折り畳みタンデム自転車、米国KHSではなく台湾KHSの企画モノっぽい。DAHONのdoveみたいなやつですな。知らんけど。いうなれば限定モノ。検索して名古屋に試乗車があったので問い合わせると「使用感アリアリだからお安くしますよ」とのこと。これはK12マーチを走らせて買いに行く価値あり。

で行ってみました名古屋ニコー。お店の前にピッカピカのT-20が。なんとわざわざ東京くんだり来るとのことできれいにしていただいた由。いやマジで安くしていただいたのが悪いぐらいピカピカ。某試乗車リカンベント売ってくれた店とは大違い。ほかにも防犯登録、保険をわちゃわちゃ手続きしてくれて全部車体価格にコミコミ。素晴らしい!ただ優良店にありがちの休日はお客さんが多くて忙しくて結構待たされるし、順番が来たらあれやこれやと店員+ご主人+先代ご主人夫婦がよってたかってお世話を焼いてくれるのでそのへんも手ごわいぞ。

そして名古屋ニコーをうろつく女房。お店がうろつけるほどでかいのだ。東京でこんな広いお店見たことない。ていうか私が常々「日本の自転車屋は自転車屋を名乗る資格はない、あれはパンク発生器を売りつけてパンク修理で稼ぐお店だ」と言ってる日本の原価0円のぬるま湯に浸ったお店じゃなくて日々在庫の山と闘っている「自転車を売る」という当たり前のことをやっている海外のお店ぽい。ノースカロライナで3店ぐらい海外の自転車屋めぐりやってみたけどその3店よりでかかった。

そんじゃT-20乗ってみんべ。とやって来たのが「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」。関係ないけど隣の県同士の「あいち航空ミュージアム」も見たかったけど「エアポートウォーク名古屋」なる民間施設があって本日月曜祝日の駐車場は混むだろうから断念したがどちらも次の火曜日が休館日なのはバカじゃなかろうかと思う。距離は近くないし結構館内は広いし県外から来る客にとっては休館日をズラしてくれたほうが両方の博物館見やすいと思うのだが?写真はガキのころ岩国で飛んでるところ良く見たP2J。 岩国基地ならUS-1なのだが歳を取るとこっちのほうが好き。ブーンとかごおおおんとか子供のけだるい午後に青空に白黒日の丸の飛行機が音を立てて飛んでてかっこよかった。そして今実物のでかさにビビる。

ついでにもいっちょT-33。青空にオレンジ色がキレイだった。子供の頃はカッコ悪いと思っていたが何故かおっさんになるともうメロメロ。やっぱりMig-21、Su-17あたりからなにかが変わってくるのだろう。こっちもコイン機だからセスナぐらいだろと思っていたら実機のでかさにビビる。名古屋はなんでも安くてでかかった。

で広い駐車場を利用して乗ってみましたT-20。当然ながらタンデム中の画像は撮れず。しかしフレーム剛性は下手な折り畳みじゃないタンデムよりアリ。これは好評価。これならば車にタンデム積まなきゃならない理由がある日本だけじゃなく普通に海外で売っても文句来ないですね。

タンデム自転車としてはとにかく最初は駐車場で練習しないとダメですね。甘く見てはいけない。難しい。楽しい。さてはて、この先どうなることやら。

折り畳みについてはK-12マーチにも後部座席を畳めば普通に入る大きさに収まります。これも不満なし。いまのところの唯一の不満点はハンドルをとりはずしたらとりはずされた部分が油まみれのむき出しで車内を汚しまくること。まあ我々は車なんて自転車のパーツの一種だと思っているので気にしないけど、相方の服が汚れるのは良くないですね。これについては「DAHONあたりの折り畳みハンドルに変更できないかな…」とか考え中。

とりあえず満足。合格。まずは買って納得のバイクでした。オレンジっぽい黄色で二人なので亜美真美号でしょうなあw

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