久しぶりにRaptobikeをいぢる…と妻から「顔が灰色だ」と言われる。

 半日外で作業してただけで日焼けがそれぐらい強いという意味です。今年の梅雨は6月29日ごろ明けたということに確定なんでしょうか。気温も高いと言えば高いのですが35℃を大幅に超えるというわけでもなく、とにかく風が強いので自転車で何度も40℃ぐらいの中を数十キロから100キロぐらい走った人間にとっては、まあこれぐらいならエアコンをかける必要はないです。自転車に乗ったことがないママチャリ国家の日本人はそうもいかないようですが(嘲り)それにしても春ごろの大陸っぽい乾燥したあの寒さから考えると異常気象だと思います。

 さて4iiiiのパワメ購入騒ぎで172.5mmの105クランク(ただし5穴のPCD130なのでトリプルのFC-5703)を2つ購入したわけですがazub origamiやよい号につけてraptobike lowracer美希号につけないわけにはいかんだろ。というわけで

 つけてみました。

 トリプルなのでチェーンラインを考えてチェーンリングを内側につけています。チェーンガードのある美希号ならそれほど心配することはないのですがやよい号だと結構脱落しました。

 ついでにブレーキもBB7からTRP spyreに交換して乗ってみたのですが…新年ごろの右足の痛みがなぜか美希号に乗った時だけ復活。

 とりあえずシートを下げてみることに。痛みは和らぎましたがこれで400km、600km乗れと言われたら考える痛みです。変なアルミ板はシートクランプ倒れ対策。黒いステーみたいなのはmistralの荷台の部品から流用したものです。

 うーん。美希号は停まった時だけ痛みがあるんだよな~。それに比べてやよい号は停まってる間もステムは可変だし全体的に優しいというかポジションが楽なんだよなあ~。別に明日Raptobikeでブルベ出るわけじゃないから困らないけどノーズの位置も調整すべきかなあ…しかし「とりあえず50km/h以上出してよ」とどこかの誰かに言われたら、やはりコイツに乗るしかないです。

美希号(RaptoBike)でハッチタッチに行ったワケ:日本にちゃんとした自転車屋さんはあるのかないのか。

 ちゃんとした自転車屋さんとは

俺「ちわ~す」
ハ「なんすか」
俺「あの~ブレーキシューあるかな~と…あーVブレーキの…」
ハ「あーハメる奴ですね。ありますよ。…あるかな?」
(もそもそ)
ハ「いけんじゃないすか(ポイ)コレで」
俺「いけそうすね」
ハ「以前やったときコレっすよ。多分。」
俺「そうっぽいすね」
ハ「自分でつけれますよね」
俺「(へ?)…まあ、ハイ。…うーん作業用手袋もあるし…(会社の昼休みに来てる。ちなみに上下スーツ)やるかあ(操縦用手袋ヌギヌギ作業用手袋ハメハメ)」
(もそもそ ガチャ)
ハ「あ?リア(の車輪)外すんすか?」
俺「だってフレームこれ(リカンベント)すよ。外さないと無理っす」
ハ「うーバイク寝かせるんですか(路上で作業中)じゃあ店内でやってもいいですよ」
俺「いいんすか?じゃあお言葉に甘えて…(あ、そうだ)ついでに600km走ったんで(俺に作業させた仕返しじゃ)車輪のフレ見てくださいヨ~」
ハ「(チッ)いいっすよ…

ウギャー!!!」

 何が起きたかというとピンボケなので分かりにくいけどリムが削れて1mmかそれ以上凹んでたw

ハ「危ないっすよ!!コレ!!あー気付いて良かったー!!マジヤバイっす!!

 そうかなあ~と触ると指がひっかかるぐらい凹んでる。これはヤバイ。せいぜい体重80kgの人間が乗ること前提の自転車で、アルミの厚みが1mm薄くなるって相当ヤバイw

 アルミ板で3mm厚の強度と2mm厚の強度を考えてみればかなり違う。前者は道具使わないで曲げるのはかなり難しいけど後者はクニ~って曲げられる。確かにヤバイ。

ハ「これ見てください。別のお客さんのですけど、同じようにリムが削れて割れてます」

 うむ。確かに割れてるwタイヤがバーストしたことはあるがリムがバーストしたことはちょっと経験がない。あらやだ。

 そういうわけで次の日、ORIGAMIやよい号からホイールを外してRaptoBike美希号でハッチタッチガレーヂに来たのでした。なぜかというと美希号のシートバッグELAN RACERはホイールを2個ぶら下げるのに具合がいいから。ホイール2個運ぶ必要があったのは面倒くさいから端折って説明するがリムを廃棄する451ホイールのハブがDEOREなんだけど同じブレードスポークでXTのハブで組んでる406のホイールがあったから(多分ほとんどの人がワケワカランだろう)。

 美希号は速い。なんもメンテしてないのに50km/h出る。前輪駆動を忘れたので左右に振れるけど慣れたら相当速い。35歳ごろから5年ぐらいコイツに乗って70km/h出して、本気で全宇宙のエンジンがついてる乗り物をバカにしていた。それぐらい速いし、今も速い。

 だから私はちゃんとした自転車屋に行く。東京でもなかなかないのだから、世界中でもあるのかないのか。欧州ならこんな自転車屋ばかりだと言う人は言うが、暮らしてないから分からない。

 ちゃんとした自転車屋は安全に走る準備でしかない。しかし日本は東京ですら、これができていない。折角あったとしても、下手すると営業停止になったりする。理由は各位で考えて欲しい。(ヒント:自動車より自転車のほうが性能が良いことが国民にバレると、日本が支那より劣ることがバレるよりもヤバイ)ワイズロードとかフレンド商会は、なかなか良いのだが、惜しいことに冒頭の会話とかは、まあ、できない。

SLX CS-M7000で11-46Tに戻したRaptobikeにKITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEELをつけてみた。

まず以前raptobikeのために購入して現在origamiについてるCS-M8000の11-46Tの重さは


433g。カタログだと450gだったか。

で、CS-M7000の11-46Tは


 490gでした。(中に固定用のプラスチック入ってるけど)

 XTとSLXで2000円ぐらい安くなって5~60gの差。レバーも11速対応になったSLXを購入。RDだけM8000ですがケージが長くてorigamiにはつけられないSGSのほうをraptobikeにつけます。


 この写真から分かるようにraptobikeはRDが横向きにつくのでケージが長くてもOK。RDが踵に当たる心配はあります

 さて前回「ハブの動きが悪いぞ」と文句を言ったKITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEELですが販売店経由でメーカーから「仕様ではクイックの軸の径を4.9mm以下で想定している」とのことでした。シマノは実測で5mmなのでひっかかりやすいとの由。

 そんなんであのハブの動きの硬さを説明できひんやん。と思ってたら販売店さんのほうで「フリーボディとハブの分解、様子見、清掃、再組み付けしてみたら調子良さそう」の由。

 それとは別の話でバトンホイールなのでサイコン用磁石はシュワルベの800円ぐらいのバルブキャップに取り付けるタイプの磁石を使うことにしました。すると磁石の重さでホイールが…


 ふむ。買って梱包開けた直後に比べれば改善してます。まあこれぐらいじゃないと乗る気になりませんがw


 シュワルベのMAGNETIC VALVE CAPですがcateye CC-VT230Wと組み合わせてみました。位置を調整すれば全く問題ありません。

KITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEELを購入してみて。のまとめ。

 どうも私のケースではこのKITT DESIGN CARBON TRI-SPOKE WHEEL、多分支那かどっかの工場で最終工程で組んだ人があんまりプロっぽくない人だっただけのようです。(検品を受けた製品としての)モノ自体は悪くなさそう。もしも私の場合と同じような症状になった人は身近のプロショップに様子を見てもらう(バラして再び組み付けてもらう)と良いと思います。それでしばらく走ると調子が良くなれば問題なしでしょう。


 アキボウさんが無料でくれた軸径4.9mmクイック。カッコイイですな。


 やはりlow racerにバトンホイールは良く似合います。カッコイイなあもう。


 さすがraptobike low racer。速い速い。走り出しはorigamiより確実に速い。緩い坂なら空力有利なので速い。しかし暫く乗ってなかったので細かなコントロールが出来ず、時速50km以上出すのは控えました。

Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel、私が手にしたロットはどうやらあまり良いものではなかったようです。

 これですな。

ttp://www.ternbicycles.com/jp/gear/471/kitt-design-carbon-tri-spoke-wheel

 2016年9月に予約を入れて5月初旬に受け取りました。多分初モノでしょう。随時、ロットが進めば改良・改善されている可能性はあります。

 さて取り付けてみれば、カッコは最高です。
 

 azub origamiやよい号。


 raptobike low racer美希号。

 * * *

 まず後輪から。

 スプロケ回すとシャフトがついて回る。(ちなみにスプロケはこれまた出たばっかりのCS-M7000の11-46Tでこれもブログの記事にできるほどのネタだったのだが…)

 販売店さん経由でアキボウさんに問い合わせ中です。あまりよろしいとは思えない。一瞬だけ復活したraptobike美希号は前輪を外されまた再び眠りについてしまいました。…

 次に前輪。

 当初ハブがガタついてました。

 ところが、この(自転車屋さんに診てもらった)後5kmほど走るとガタが治ってましたw

 再度診てもらった自転車屋さんも「わけわからんw」状態だそうです。こちらも5万円のホイールとしてはどうよ。という感じです。

 しかしまあ、novatecのハブがしっかりしていれば空力は相当効果あります。この価格帯ではaerospokeの超重たいホイールしか選択肢がなかったわけですからミニベロ乗りとしては「待ってました」のホイールなんですが、私が手にしたロットはどうやらあまり良いものではなかったようです。

 一応参考まで。

(※6月20日追記:結局また前輪のハブにガタが出てきたため販売店さんからメーカーに戻すことになりました)

望遠鏡の三脚(30年ぐらい前のビクセンのやつ)をリカンベントの作業台にしてみた。

 今はもう洒落っ気のある夢や希望がない時代だけど、昭和50年あたりは藤井旭の本とか星空への招待とかコミケの原型みたいなお洒落でカワイイ夢がイッパイあったのだ。今は「犬を天文台長に」とか言うとポリティコレクトで衛生状態がとかスケベなことを言う人ばかりでウンザリだ。

 で、その夢の残りカスでリカンベントの作業台を作ってみた。

 最初はリカンベントフレームのパイプ部分を挟むことを考えていたのだけれどスケベ椅子の要領でシートで支えるほうが簡単で安定もすることが分かった。割と使えます、ていうか最近はコレで週一チェーン磨いてます。まあ真似するバカは居ないと思うが。

 私も45歳を超え、ちゃんと死ぬために自転車を漕いでいるので傍から見れば滑稽な程一生懸命である。ちゃんとした姿勢でazub origamiのチェーンやRメカをメンテするのに作業台は必要だったのだ(ネイティブ・アメリカンみたいなことを言っているが要するに腰が痛い)。それを考えると前輪駆動のraptobikeはこういった心配は必要ないのだからメンテナンス性は偉大だ。前輪駆動はもっと流行るべき。

 奥で光っているのはなんだか分からないLEDランタン。最初は余った自転車用ライトとか使っていたけどアウトドア系の人が「安くて便利」って言ってるヤツを買った方がやっぱり便利ですね。

 

RaptobikeにRD-M8000つけたら出っ張り(チェーンスタビライザー)が踵に当たる問題を解決。

 そもそもこれから記事にする問題は、前輪駆動の、リカンベントの、ローレーサーでないと起きない非常に稀な事例なので読み飛ばしてください。

raptobike-pedalspacer0

 我がRaptobikeを11速化した最大の目的は11-42Tなのです。しかしRD-M8000には(M590とかにはなかった)出っ張りがあって(チェーンスタビライザーと言うらしい)それが時々シューズの踵に当たってしまうのです。

 ここに踵が当たるとどうなるのか?それはつまり全力で走行中にフロントフォークの片側を蹴っ飛ばしているワケで、二輪車にとっては非常に危険な状態なのであります。私はRaptobike美希号がなんで好きかと言えば「平坦であれば永遠に手放し運転が出来るのはRaptobike lowracerしかない」のでありますが、すなわち、手放し運転しながら漕いでいるときにフロントフォークの片側を自ら蹴っ飛ばすことの意味がお分かりいただけるだろうか。

 azub origamiにM590を譲るためとは言え大枚はたいてM8000を導入したのにこの体たらく。Twitterでボヤいていたら某氏からペダルエクステンダー、ペダルスペーサー、ペダルワッシャー、等々、「Qファクターを変更するためのパーツを使えば?」との有難い情報をいただきました。ここにその結果を報告し、御礼申し上げます。

 とりあえず「ペダルエクステンダー」の検索で出てきた長野県岡谷市のタカヤマサイクルさんからBIKEFITの20mmペダルスペーサーを購入。

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 結構ずっしりした造り。88.5g。うーむ。これなら少々全力でモガいてもビクともしないだろうけど…重さが気になるなあ…

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 取り付けに普通の15mmのペダルレンチは使えません。当たり前。

raptobike-pedalspacer1

 おお!素晴らしい!これは踵が当たらないか、当たってもフロントフォークが回転するような力が加わることはなさそうです。とりあえず30kmぐらいの距離を通勤してみた限りでは全く問題ありませんでした。

 あと、44gの節約になるならRD側だけにしました。Qファクターが2cmズレる?ケツの皺程度の誤差だろ。

 走行中、右脚の踵をクイクイとぶつけようとしても当てるのが難しいほど。よっしゃ、これならどんなに(ブルベとかで)疲れ果ててもRD-M8000の出っ張りに踵が当たってフロントフォークが回転してすっ転ぶことはなさそうです。いや、良かったです。

 以上、前輪駆動リカンベント・ローレーサーにshimanoの42Tの11速を付けた時しか役に立たない情報でした。

今年の夏は終わってしまった…:やりたいこと(RaptoBike11速化、Origamiに36T)が完了。

 ハイタッチ、じゃないハッチポッチ違う。ハッチタッチガレーヂさんから

・スプロケット CS-M8000-11S 11-42T
・リアデレイラー RD-M8000-SGS
・シフトレバー SL-M8000

 を購入しました。

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 ついにRaptoBikeが11s化です。41T->42Tですよ。いやものすごいよ。ホントにRaptoBikeで公道走ってると何千万もする自動車が可哀想に見えるほどドン臭いよ。

 どうでもいいけどRD-M8000のレバースイッチってなんのためのスイッチなんですか?誰か教えてください!

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 なんつってもメガレンジアダプタのはしり41 TOOTH COGが重かった。

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 やはり大企業シマノの42Tは軽い。155gの差は大きい。

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 そういうわけで41 TOOTH COGにはお世話になりました。CS-HG62とともにしまっときましょう。思えばコイツで富士エコ回ったり美ヶ原登ったり、リカンベントで山登るきっかけになりました。

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 で、今までRaptoBikeで使っていたRD-M593 SGSとSRAMのPG-1030(11-36T)はazub Origamiに移植しました。

 「トップだとチェーンステー擦れそう」の話なんですが、この写真でも分かる通りなぜかあんまり汚れていません。少なくともチェーンがガリガリ擦っている感は全くナシ。うーん、不思議です…

 フレームセットでOrigamiが我が家にやって来た当初はtiagraを8速で使っていたのですが、8速・9速と違って、10速あたりのRDから格段に「取り付け→すぐにバッチリ動く」が顕著になった気がします。つけてちょいちょいと調整すればスパスパ変速。今までの苦労はなんだったんだ。今時、自転車で一番難しい作業ってVブレーキの調整ぐらいじゃないだろうか。

 36Tがついたazub Origamiいいなあ。やっぱり街乗りでRaptoBikeは高性能過ぎてつい飛ばしたくなる。Origamiなら高い位置からのんびりのほほん走れるんだよなあ。前後20インチなのに。折り畳みなのに。