Kitt design Carbon Tri-spoke Wheel、私が手にしたロットはどうやらあまり良いものではなかったようです。

 これですな。

ttp://www.ternbicycles.com/jp/gear/471/kitt-design-carbon-tri-spoke-wheel

 2016年9月に予約を入れて5月初旬に受け取りました。多分初モノでしょう。随時、ロットが進めば改良・改善されている可能性はあります。

 さて取り付けてみれば、カッコは最高です。
 

 azub origamiやよい号。


 raptobike low racer美希号。

 * * *

 まず後輪から。

 スプロケ回すとシャフトがついて回る。(ちなみにスプロケはこれまた出たばっかりのCS-M7000の11-46Tでこれもブログの記事にできるほどのネタだったのだが…)

 販売店さん経由でアキボウさんに問い合わせ中です。あまりよろしいとは思えない。一瞬だけ復活したraptobike美希号は前輪を外されまた再び眠りについてしまいました。…

 次に前輪。

 当初ハブがガタついてました。

 ところが、この(自転車屋さんに診てもらった)後5kmほど走るとガタが治ってましたw

 再度診てもらった自転車屋さんも「わけわからんw」状態だそうです。こちらも5万円のホイールとしてはどうよ。という感じです。

 しかしまあ、novatecのハブがしっかりしていれば空力は相当効果あります。この価格帯ではaerospokeの超重たいホイールしか選択肢がなかったわけですからミニベロ乗りとしては「待ってました」のホイールなんですが、私が手にしたロットはどうやらあまり良いものではなかったようです。

 一応参考まで。

(※6月20日追記:結局また前輪のハブにガタが出てきたため販売店さんからメーカーに戻すことになりました)

望遠鏡の三脚(30年ぐらい前のビクセンのやつ)をリカンベントの作業台にしてみた。

 今はもう洒落っ気のある夢や希望がない時代だけど、昭和50年あたりは藤井旭の本とか星空への招待とかコミケの原型みたいなお洒落でカワイイ夢がイッパイあったのだ。今は「犬を天文台長に」とか言うとポリティコレクトで衛生状態がとかスケベなことを言う人ばかりでウンザリだ。

 で、その夢の残りカスでリカンベントの作業台を作ってみた。

 最初はリカンベントフレームのパイプ部分を挟むことを考えていたのだけれどスケベ椅子の要領でシートで支えるほうが簡単で安定もすることが分かった。割と使えます、ていうか最近はコレで週一チェーン磨いてます。まあ真似するバカは居ないと思うが。

 私も45歳を超え、ちゃんと死ぬために自転車を漕いでいるので傍から見れば滑稽な程一生懸命である。ちゃんとした姿勢でazub origamiのチェーンやRメカをメンテするのに作業台は必要だったのだ(ネイティブ・アメリカンみたいなことを言っているが要するに腰が痛い)。それを考えると前輪駆動のraptobikeはこういった心配は必要ないのだからメンテナンス性は偉大だ。前輪駆動はもっと流行るべき。

 奥で光っているのはなんだか分からないLEDランタン。最初は余った自転車用ライトとか使っていたけどアウトドア系の人が「安くて便利」って言ってるヤツを買った方がやっぱり便利ですね。

 

RaptobikeにRD-M8000つけたら出っ張り(チェーンスタビライザー)が踵に当たる問題を解決。

 そもそもこれから記事にする問題は、前輪駆動の、リカンベントの、ローレーサーでないと起きない非常に稀な事例なので読み飛ばしてください。

raptobike-pedalspacer0

 我がRaptobikeを11速化した最大の目的は11-42Tなのです。しかしRD-M8000には(M590とかにはなかった)出っ張りがあって(チェーンスタビライザーと言うらしい)それが時々シューズの踵に当たってしまうのです。

 ここに踵が当たるとどうなるのか?それはつまり全力で走行中にフロントフォークの片側を蹴っ飛ばしているワケで、二輪車にとっては非常に危険な状態なのであります。私はRaptobike美希号がなんで好きかと言えば「平坦であれば永遠に手放し運転が出来るのはRaptobike lowracerしかない」のでありますが、すなわち、手放し運転しながら漕いでいるときにフロントフォークの片側を自ら蹴っ飛ばすことの意味がお分かりいただけるだろうか。

 azub origamiにM590を譲るためとは言え大枚はたいてM8000を導入したのにこの体たらく。Twitterでボヤいていたら某氏からペダルエクステンダー、ペダルスペーサー、ペダルワッシャー、等々、「Qファクターを変更するためのパーツを使えば?」との有難い情報をいただきました。ここにその結果を報告し、御礼申し上げます。

 とりあえず「ペダルエクステンダー」の検索で出てきた長野県岡谷市のタカヤマサイクルさんからBIKEFITの20mmペダルスペーサーを購入。

raptobike-pedalspacer2

 結構ずっしりした造り。88.5g。うーむ。これなら少々全力でモガいてもビクともしないだろうけど…重さが気になるなあ…

raptobike-pedalspacer3

 取り付けに普通の15mmのペダルレンチは使えません。当たり前。

raptobike-pedalspacer1

 おお!素晴らしい!これは踵が当たらないか、当たってもフロントフォークが回転するような力が加わることはなさそうです。とりあえず30kmぐらいの距離を通勤してみた限りでは全く問題ありませんでした。

 あと、44gの節約になるならRD側だけにしました。Qファクターが2cmズレる?ケツの皺程度の誤差だろ。

 走行中、右脚の踵をクイクイとぶつけようとしても当てるのが難しいほど。よっしゃ、これならどんなに(ブルベとかで)疲れ果ててもRD-M8000の出っ張りに踵が当たってフロントフォークが回転してすっ転ぶことはなさそうです。いや、良かったです。

 以上、前輪駆動リカンベント・ローレーサーにshimanoの42Tの11速を付けた時しか役に立たない情報でした。

今年の夏は終わってしまった…:やりたいこと(RaptoBike11速化、Origamiに36T)が完了。

 ハイタッチ、じゃないハッチポッチ違う。ハッチタッチガレーヂさんから

・スプロケット CS-M8000-11S 11-42T
・リアデレイラー RD-M8000-SGS
・シフトレバー SL-M8000

 を購入しました。

raptobike11s-origami36t-3

 ついにRaptoBikeが11s化です。41T->42Tですよ。いやものすごいよ。ホントにRaptoBikeで公道走ってると何千万もする自動車が可哀想に見えるほどドン臭いよ。

 どうでもいいけどRD-M8000のレバースイッチってなんのためのスイッチなんですか?誰か教えてください!

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 なんつってもメガレンジアダプタのはしり41 TOOTH COGが重かった。

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 やはり大企業シマノの42Tは軽い。155gの差は大きい。

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 そういうわけで41 TOOTH COGにはお世話になりました。CS-HG62とともにしまっときましょう。思えばコイツで富士エコ回ったり美ヶ原登ったり、リカンベントで山登るきっかけになりました。

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 で、今までRaptoBikeで使っていたRD-M593 SGSとSRAMのPG-1030(11-36T)はazub Origamiに移植しました。

 「トップだとチェーンステー擦れそう」の話なんですが、この写真でも分かる通りなぜかあんまり汚れていません。少なくともチェーンがガリガリ擦っている感は全くナシ。うーん、不思議です…

 フレームセットでOrigamiが我が家にやって来た当初はtiagraを8速で使っていたのですが、8速・9速と違って、10速あたりのRDから格段に「取り付け→すぐにバッチリ動く」が顕著になった気がします。つけてちょいちょいと調整すればスパスパ変速。今までの苦労はなんだったんだ。今時、自転車で一番難しい作業ってVブレーキの調整ぐらいじゃないだろうか。

 36Tがついたazub Origamiいいなあ。やっぱり街乗りでRaptoBikeは高性能過ぎてつい飛ばしたくなる。Origamiなら高い位置からのんびりのほほん走れるんだよなあ。前後20インチなのに。折り畳みなのに。

しまなみ海道に行ってきました(その1)リカンベント用自画撮り棒、失敗。

 リカンベントの旗を付けるための棒にカメラをつければ俺の華麗な後姿が撮影できるのではないかと秋葉原で500円ぐらいの自画撮り棒を分解し、出発前夜にアラルダイトが硬化して完成。「リカンベント用自画撮り棒」

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 海の日を利用してしまなみ海道に行ってきたのでテストしてみました。

 まあ揺れてるだろうな~と思いながら100kmほど走って、宿泊先に帰って見てみると、想像以上の揺れっぷり。ダメだなコリャ。

 youtubeの補正機能つかってみました。うーん。すごいっちゃすごいけど、見て疲れる動画なのは変わらない。

 どっちにしろテストでUPしたつもりがyoutubeが勝手にtwitterに報告なすったんでそのまま公開します。俺たちの仲睦まじいところでも見ろ。

リカンベント買うならHCWORKS。隠蔽工作が間に合わないほど速いRaptobike。

今年の3月中ごろにraptobikeを買収したelanと取引がある大阪のHC WORKSさんにraptobikeのスペアフレーム+スペアパーツいろいろを注文してみました。そしたら、なんとまあ、はやいのなんの。トントン拍子に話が進み、注文から品物が届くまで約3か月。信じられません。旧raptobike時代には考えられないスピード取引です。elan-HC WORKS供給ラインの充実っぷりは、欧州産リカンベントと日本にとって、素晴らしい朗報です。妻に隠蔽工作する暇もないほどでした。やれやれ。これで一安心です。思えば昨年、raptobikeが取引停止になってから感じていた不安が払拭された訳ですから。

これで私は、多分、死ぬまでraptobikeに乗ることが出来ます。

elan-raptobike-box
なぜか闘神さんのchallengeにはraptobikeのテープ、私のraptobikeのパーツの箱にはelanのテープが。

elan-raptobike-frame
さてこの梱包のまま仕舞っちゃいますからフレームが旧型か新型かだけ確認しましょう。700cのキャリパーブレーキに対応した新型(と私が勝手に呼んでいる)ですね。

elan-raptobike-forks
フロントフォークもディスクブレーキ対応かだけ確認です。midracerの700cのフォークも買ってしまいました。良く見たら20インチのほうはディスクブレーキ台座が飛び出てますな。

elan-raptobike-forks-disk
midracerのフォークにもちゃんとディスクブレーキ台座がありました。良く見たら錆がついてる。管理が悪いけど、アーノルドさんが作ったフォークだったら嬉しいなあ。

elan-raptobike-idlers
残念。アイドラーは新型(とこれまた私が勝手に呼んでいる)になっていました。私このギアがついてるタイプは嫌いなんですよね。段差飛び越えたら外れるんですよ…

FH-M785。シマノ製品はじめての不具合。

3月6日にイークルさんとこで406でエアロブレードスポークのホイールを組んでもらうために購入したFH-M785。3月28日に受け取り。4月29日(昭和の日)にはランドネきたかんの試走で400km走った。そして5月12日に壊れたので、ランドネきたかんには普通の丸いスポークで出たのだ。もしかしたら!エアロブレードであればあるいは24時間を切っていたかも…(わけないか)

そのFH-M785の壊れ方であるが、成子坂下あたりの青梅街道を新宿から中野坂上に向かって下っていると突然固定ギアになった。ハッキリ言って、超怖かった。幸い、スプロケは11Tだったので速度は出ていたがチェーンが滑ってタイヤがロックすることはなかった。

それを今日、シマノから部品が届いてイークルさんで組み直してもらったのを受け取った。原因はラチェットの一つが破損していた。というもので勿論無償交換。

fh-m785-kokan

それまではシマノの製品と言えば性能は飛びぬけてないけど、どんだけ雑に扱ってもそうそう壊れない。というイメージであったが…ウーム…大丈夫かよ。ハブなんかそんなにメンテが必要な部品じゃないでしょう。特にDEORE程度の製品を買うようなゆるゆるユーザーにとっては…。シマノさん、たのんますよ。一応報告まで。