Raptobikeの後輪はなぜ559だったのか。その3。ventoの出だしの良さ 2日で飽きた。

 やっぱりWH-6700はいいっす。40km/h以上の伸びが違います。空力考えたスポークは伊達じゃない。いくらventoは出だしが軽くても高速域だとリミッターかかってるみたいです。
 ただし今回「ホイール交換したい」と思うきっかけになったWH-6700の不安定さはintensiveを新調しても変わらず。何が原因なんだろう…
 とりあえず今回のまとめ。
・軽量化を考えつつRaptobikeの後輪の強度を上げたいと思っても、700Cではラジアルしかない。
・唯一ラジアルではない※G3組のvento reaction cxは、WH-6700とどっこいどっこいか、チト柔らかめ。
・ラジアルでもスポーク数が多いEASTON CIRCUITなら強度が十分と感じた。ただし時速40km/h巡航するリカンベントで空力を考えてないホイールはツライ。

※ALX320 DXもありましたな。ただ16HなんでWH-6700から変えることを考えるとイマイチ。

やっぱり手が痛い…

intensive-tegaitai.jpg
 WH-6700が不安になった理由の一つを試さないといけない。タイヤ交換した。intensiveのチューブレス。今朝になっても空気圧が落ちてないから一応成功ですな。メチャクチャ手が痛い…
 今回は石鹸水なしで取り付けてみました。水なんかどうでもいいみたいです。とにかく手の腫れが今朝まで続いている。これで3本目(自力ではめたのは2本目)なのだが前回の記録がこのブログにない。まあ初回が2010年の9月だから最悪1本/年と考えても良さそう。低い空気圧で振動を吸収してくれているにしても、「良く持つタイヤ」とは言えないなあ。
 チューブレスは軽さ、乗り心地、ホイールの安さは非常に魅力的なのだが、やっぱり普通のクリンチャーにしたい気持ちがないと言えばウソになる…

Raptobikeの後輪はなぜ559だったのか。パート2。RaptobikeにG3。

 まず始めに申しあげとく。今回の記事は
「Raptobikeの後輪はなぜ559だったのか」→フロントホイールがクロス組、つまり頑丈に作られているのが手軽かつ安価に手に入るのが559だったから。
 というテーマでお届けする予定であった。
 しかし「なんか知らんが3万円のカンパすげー」に変更する。一般人が聞いたら「確かに3万円のカンパはすごい」と言うだろう。だがカンパはカンパでもそのカンパではない。カンパニョーロである。
 さてこのcampagnolo vento reaction cx。実を言うと最終的にはRaptobikeではなくGIOS LEGGEROにつける予定であった。なぜなら今のLEGGEROにはEASTON CIRCUITがついているからである。このEASTON CIRCUITにはContinental Grand Prix3000がついている。つまりそういう時代のタイヤがついているということは、おいらがTartaruga→Raptobikeと、ロードレーサーから離れてからあんまり乗ってないことを示している。西暦で言えば2007~8年ごろからだ。
 さらにEASTONのホイールと言えば硬いことで有名。ましてやCIRCUITの前輪はスポークが24本。ちなみにWH-6700は16本だ。なんかぐだぐだ言ってるが、この記事内では全てフロントホイールの話しかしない。そもそも「FFリカンベントの後輪がラジアル組で大丈夫か?」とは「軽量化を求めてスポークも少なくなってきた最近の前輪ホイールを後輪として使うFFリカンベントで、駆動力こそかからないものの、後輪(規格上は前輪)には体重のかなりの割合がかかっているが、大丈夫か?」という意味であった。
 ようするに「WH-6700は良いホイールだけど剛性が心配になってきた。LEGGEROでくすぶってるEASTON CIRCUITなら剛性アリアリ。めでたしめでたし。前輪なくなったLEGGEROにはカンパのventoつけよう。」で終わる予定であった。…
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 vento reaction cx、雨を挟んで2回ほど、期待してなかったと言えばウソになるが、カンパのG3組は24本と言いながらスカスカで、もともとシクロクロス用ホイールだから剛性よりも柔軟性を持たせているだろうとのことで「vento試してみたけどやっぱり柔らかいです。ラジアル組でもEASTONの古いホイールが有効利用できて良かった」と締めくくるつもりだったのだが…うおおおお!漕ぎ出しが軽い!!ventoのインプレどれを読んでもそんなこと言ってない。むしろ「重い」「遅い」ばっかりだ。が、俺がRaptobikeで試したら軽いんだからしょうがない。確かにトップスピードは伸びない。ハブは良く回るのに40km/hからイマイチ伸びない。だが加速が楽しい!50km/h叩き出そうと思ったらそこから加速→伸びずに減速→もがいて加速→減速→加速を繰り返せばよい。なにしろ加速が軽いから出来ないことはない。やってみたら”叩き出す”という表現がしっくりくる加速である。登りも楽しい。理由は同じ。楽ではない、楽しいのだ。いつでも加速できる安心感。街乗りでは結構重要である。なんなんだコレは?ハブの性能か?それとも俺の体重(80kg)を受けて柔軟性があるというG3スポークとリムの特性が良い方向に?
 柔軟性と言えば柔らかい。しかも嫌な柔らかさではない。よほど変なこと(進行方向に平行な段差をまたいでみるとか、ワザとひねりの力をリムにかけてみるとか)をしない限りホイールのヤワさを感じない。リカンベント、特にリジッドなフレームの場合、チューブレスタイヤの振動吸収性はおすすめだが、ventoに空気圧低め(60PSI)でもそれは十分であった。加えてこの加速するたびに身体をゆさゆさ揺らした時に感じる手ごたえ脚ごたえの楽しさはなんなんだ。やはりG3スポークとはそういうことを考えた組み方なのか?繰り返すがこれは前輪に体重のかなりの割合がかかるFFリカンベントの話である。その前輪にG3があるのはventoだけだ。
 vento reaction cxで「加速が軽~い!楽しい~!」と新品ホイールをキャッキャッ楽しんだ後でEASTON CIRCUITを試すと、これが硬いだけの面白くもなんともないホイールになってしまった。スポークが多いので高速での空力も悪い。古いホイールだから特に回転が軽いわけでもない。まあ街乗りでこれだけの剛性があれば少々路肩の段差を踏んでも安心感があるぐらいで、その分拾ってくる路面の凸凹が多いだけ不満が増す。
 結局、LEGGEROはまたEASTON CIRCUITを履くことになった。問題はvento reaction cxの後輪だ。ヤフオクで売るか。あとラジアル組?クロス組?であるが、結論は知らん。そんなのよりG3組がなんかエエ感じ~で終わりそうです。

Raptobikeの後輪はなぜ559だったのか。パート1。

 twitterで「FFリカンベントの後輪がラジアル組の前輪で大丈夫か?」の話が出たので「そんじゃクロスの前輪を付けてみよう」ということになった。ちなみにRaptobikeは前輪駆動なので後輪は前輪仕様のホイールをつけるためにエンド幅が100㎜になっている。(そういえば「大丈夫か?問題ない」も2010年918の頃の話ですね…全てが…懐かしい…)
 そこで面白いことになった。まずおいらのRaptobikeはvolaeのシートスティで後部フレームを補強している。こいつのせいで後輪にディスクブレーキがつけられないのだ。この素人作業の割にバンプでカッチリ感じるフレーム剛性はプラシーボ効果であったとしても譲れない。
 そういうわけでRaptobikeの後輪はリムブレーキが前提となる。ちなみにWH-6700にティアグラで何度も後輪を滑らせている。後輪の制動力はティアグラのキャリパーブレーキで十分だ。ついでに言うと私のRaptobikeのフロントはディスクブレーキのAEROSPOKEにシュワルベのマトモなタイヤを履かせてますのんで大抵の4輪乗りがビックリするんだけど予告無し急ブレーキかます下手くそ自動車よりバッチリガッツリ止まるのだ。
 そして今時前輪がクロス組のホイールなんてMTB系しかない。そして今時リムブレーキ対応ホイールなんてロード系しかない。MTBの29erは全部ディスクブレーキ専用。哀れVブレーキはオワコンなのか?いや26インチ(559)のエントリーっぽいのならいっぱいある。それではRaptobikeの後輪を559にするか?うーん。Vブレーキつけるのめんどくさい。ていうかエントリーぽいのやだ~。俺のなかではVブレーキはなんか初心者ぽ~い。いや~ん。オワコ~ン。
 Vブレーキの軽さは捨てられん!というアホMTB乗りのためにはリムブレーキ対応29erリムが出てて「そういうスキモノは勝手に自分で組め」ということらしい。勿論俺は夜な夜なTS-2を前に両手かざしてほくそ笑むキチガイにはなりたくないし、なるヒマもない。
 そんなこんなでロード用ホイールがラジアル組ばっかりの中見つけました(powertapならフロントのクロスあるけど計測器がないのに計測器ついてますアピールするほど酔狂じゃないぞ)カンパニョーロ vento reaction CX。CXなのはフジテレビではなくシクロクロス用とかそんな意味だろ知らないけど。コレコレ!これ欲しいよ。クロスだろ。写真見たらホレ。買うよ。3万。WH-6700と同じ価格帯。ちなみにAKIの4Fなんて1万以下のハナクソホイール履くぐらいなら全裸丸出しでリカンベント乗った方が恥ずかしくないわ私。
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(買って実際手にしてみて)う…。これ、クロスか?うーん。まあラジアルじゃないのは確かだが…またやっちまったか?
 とりあえずシュワルベのチューブつっこんで重さ測りました。1270g。タイヤは何年前のだ?hutchinson equinoxです。WH-6700に同じくゆっちんのintensive履かせて1065g。うへえ、クリンチャーとチューブレスで(実際乗るときの重さの)差は205gかよ!
 で、肝心の「ラジアル組前輪で大丈夫か?」については後日報告します。明日日曜出勤じゃ。ジロ見る時間もないぞ。

なんという進歩か。

 美ヶ原ヒルクライムでひどい目にあったのでとりあえずスプロケットを変えることにした。フロント65Tは譲れない。平地65TはRaptobikeの魂だからだ。
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 と、いうわけで5年前はスプロケ11-36Tなんて考えられなかったが、今はもうチェーンも入れて総額1万5千円で10速のスプロケ、DEOREのRD、シフターがそろってしまう。しかも自転車素人の俺が「とりあえず当たりを取ろう。どうせ今日1日調整でつぶれるんだから…」とポン付け気分でつけたらついてしまった。
 ついたんならついたんだろう。いや違うんです。調整はホントに涙が出るほど大変だったんです。特に命を削って魂を磨く乗り物である自転車は、全てが自己責任でごまかしが利かない。調整に1か月以上、下手したら数年かかることもあったんです。限界まで乗るならメーカーやショップのせいにできる自動車やオートバイと違って。コレはホント。
 口や筆でこう書いても何を言っているか分からないが手を汚してアーレンキー回してやってる本人は分かる。パーツの精度が5年前と比べ物にならないほど高くなってる。正直、こんなに変わるものか。と感動した。こりゃ今から自転車はじめる人は幸せですぞ…。
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 CS-HG62-10の11-36Tと先週美ヶ原ヒルクライムで使ったHG50の11-30Tを並べてみた。さすがに36Tはでかい。SRAM XX1ほどではないが、フロントシングルはもっと見直されるべきだ。

HX-A100で3時間30分の美ヶ原ヒルクライムほぼ全行程(撮影時間は167分)を撮影できた件。

 HX-A100で撮影時間が長いらしい848×480/30pを選んで撮影してみた。合計2時間47分録画できたのは結構すごいと思う。
 そういえば、これらのHX-A100が作ったmp4ファイルだが、実は長野から自宅に戻ってmicroSDをPCに挿してびびった。11本のファイルの内、2,3本が壊れていたのだ。
 一縷の望みをかけて64bitのWindows8のDPSでスキャンディスクをかけてみるのだが全然直らない。SDカードスロットがなんか変な腐ったメモステがさらに腐ったやつみたいでUSBデバイスとは一味違うかも知れないし、OSは32bitのvistaだということで、vaio type Pでもスキャンディスクをやってみたらこれが大正解。なんとか直ったのであった。
 動画のサムネイルは→

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