37-451(20×1-3/8)なタイヤをドカ買いするより買って応援ウクライナなgarbarukを買えの巻き。

20インチは406な時代になぜ451かと言うとフロントシングルのリアスプロケはワイドレシオだからだ。406に比べて451はRDのアームを選ばない。

まずMAXXISのDTH。カタログだと315gなんだけど340gである。ただ重たい以外感じは悪くない。グリップも良い。ただ最大空気圧65PSIはキツイい。自分は漕ぎだしの軽さ重視なので手放した。あとこの中華スケールは5g単位だと思うのでかなりいい加減w

おなじくMAXXISのtorchは310g。こっちはカタログで340gだが…wやはりグリップは良い。最大空気圧が110PSIで20×1-3/8なタイヤはtorchのほかは後述のVEEのspeedsterしかない。そんなに重くないし安心して乗れる標準的なタイヤだなーと思ってたらKHSのT-20は406なtorchだった。後述するがgarbarukの軽量10-46Tスプロケのraptobikeでメインで使用中。

IRCのSIREN COMP。そこそこ走る。使うときは80PSIまで淹れて使ってる。最大75PSIなのが惜しまれる。クソ重いシマノの11-51Tスプロケでもそれなりに楽しめるので軽くてグリップも良い安心して乗れるタイヤだと思う。

最大空気圧は80PSIだしカタログ8.1ozという軽さに期待していたANSWER CAVE。なんか反応がぶよぶよしててせっかく軽いはずなのになんか漕ぎ出しというか反応が悪い。このへんイメージで申し訳ない。第一印象が悪いので乗ってないが今後変わるかもしれない。

そして本命VEEのspeedster。地方の451乗りはシュワルベとpanaの言いなりに28-451でクソ田舎のヒルクライム後の枯れ枝・石ころ・砂が詰まってるクレバスだらけの舗装の下り道をバカみたいな遅さで涙挿しぐみ帰るしかない…と思ってた私に37-451の可能性を教えてくれたタイヤ。軽い。走る。そしてそれなりにエアボリュームがある。トップスピード以外はシュワルベDURANO28-451と遜色ない軽い走りが楽しめる。ただしこいつに100PSI以上淹れたときのグリップのなさは正直噴飯ものである。90PSIが田舎道に合っている(とワシは思う)。

そんなこんなでタイヤの重さ比べしていると届きましたよ。買って応援!ウクライナ(現在はポーランド拠点らしい)のgarbarukの11-50T。実を申せば600kmブルベ初挑戦の時の秘密兵器XDドライバ用の10-46Tもr2-bike.comから購入済みでこのサイトは自転車乗りなら閲覧一発で分かりますがカタログに重さが表示してあったり検索項目がツボを押さえていたりで信頼できます。

こんどはスプロケ重さ比べ。シマノdeoreのCS-M5100 11-51Tの重さは615g。カタログで620g。重い!しかしこのブログで繰り返し言っているが支那製スプロケの摩耗の酷さに比べたら全くその心配はないだけまだマシと言える。

そしてgarbarukの11-50Tは300g。軽い。しかも耐久性もある。カタログでは320g。なんと謙虚な…ホントにあんなメチャクチャな国と同じ民族なんだろうか。

ついでにインスコ後の重さも量る。サイクルショップやまださんが中華リムに文句を言いながらきっちり組んでくれたdeoreハブの451リアホイール。スプロケもローターも込みで1365g。まあまあか。

参考までに初めて600kmブルベに挑戦するので都内の某ショップでnovatecのXDなハブ+alexrimで組んでもらった451にgarbaruk10-46T(XD)をインスコしてるの図。deoreハブの451を組んでもらうまでウチには451のリアはこれしかなかったのだ。気合入れてるだけあって流石に軽い。

とりあえずgarbarukのスプロケで軽量化されたdeoreハブな451をシュワルベ durano(28-451)で試したところまるでロードバイク。ほぼこれが俺が600㎞を走り切ったコンディションなわけですがブルベはスタッフが試走しまくった上での安全な道路での話。田舎を楽しむにはこれではダメなのだ。

今度はVEE speedsterで試す。素晴らしい改善。DURANOに叶わないのはトップスピードだけ。十分ロードっぽい走りを楽しみつつ地方のメチャクチャな山道の下りも安心してこなせる。

そこで気になったのは現行Raptobikeはorigamiから移植した10-46TなgarubarukでMAXXIS torchで十分な走りを実現していること。それでは現行origamiの激重CS-M5100で重く感じたMAXXIS torchは軽量garbarukではどうなるのか?

同じコースを走ってみたところやはりトップスピードはVEEに劣る。が、やはり出だしのズブさは軽減された。スプロケ-300gの差は大きかった。それにグリップが良い。ていうか安定性が良い。正直VEE speedsterのタイヤが欠品しててMAXXIS torchでブルベに出ろ。と言われたら「しょうがねえなあ」と思いつつ出るぐらいの性能というか、疲れや睡魔に襲われた時のことを考えるとむしろ安心感はある。

そもそも私の「グリップ性能が~」の試し方は進行方向に平行な段差や割れ目に「ウラー」とツッコンで「ズルッ」とか「ボコッ」とかで感じた感じなのでハッキリ言って「いい加減」。もしかしたらタイヤが75g増えた分、ジャイロ効果で安定性や粘り気を感じているだけなのかもしれない。

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まとめと言うかやはりエンヂンが0.3馬力なチャリは回転部分の軽量化が効く。まずは1本あたりの値段が安いタイヤの軽量化で攻めてみたがせいぜい数十gでの話。フロントシングルなバイクは数万円かかるが300gも軽量化できるgarbarukをまず試しても良いだろう。2017年の時点ではgarbarukの11速でワイドレシオなスプロケはXDしかなかったが、いつの間にか出ていたシマノ互換の11-50Tは今後フロントシングル餅にとっては当たり前だの標準装備と言っていいのではなかろうか。

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